「車のエアコンフィルタの交換って案外簡単！」

真夏でも真冬でも快適なドライブを保証してくれる車のエアコン。

でもそのメンテナンスというと、意外と忘れがちなのではないでしょうか？多くの自動車メーカーは1年に1回、あるいは10000km走行のたびにフィルターの交換を推奨しています。

サービスを依頼したら工賃がかかってしまいますし、簡単に交換ができるので、節約のためにも自分でチャレンジしてみましょう。

エアコンフィルターが汚れているとどうなる？

エアコンが汚れてしまうと効きが悪くなり、余計に電力を使うことになってしまいますし、性能が弱まったまま無理に使うと故障の原因にもなります。またカビや雑菌が繁殖して、不衛生であり、臭いのもとになることもあります。

自動車メーカーが1年に1回の交換を推奨しているだけに、実は交換はそれほど難しくありません。カー用品店などに依頼するとお金がかかってしまうので、是非とも自分でも挑戦してみましょう。

エアコンフィルターの交換については、車の取扱説明書にしっかり説明されています。

たいてい助手席側にある「グローブボックス（車検証などを入れる小さな引き出し）」の奥に、エアコンフィルターがついている車が多いです。取り扱い説明書に、そのグローブボックスの取り外し方、エアコンフィルターの取り外し方がしっかり書いてありますので、まずはそれをしっかりと熟読しましょう。

続いて新しいフィルターを購入します。

フィルターは車種によって異なるため適合品番をまずチェックします。車種だけで考えず車検証も調べて、年式と型式もしっかりと把握しましょう。（年式は車検証の「初年度登録年月」の項目に書いてあります。）

品番が合っていれば、純正以外のものも使用できます。脱臭炭などで消臭効果の優れたものや、花粉やほこりをカットするものなども便利です。もし自分の車に合う適合品番ならばこちらを選んでみることもおすすめです。

以上の準備さえ整えば交換自体は簡単。古いエアコンフィルターを外して、新しいエアコンフィルターに変えるだけ。フィルターには上下の向きがあるので、その点だけは間違えないように注意しましょう。10～20分程度で終わります。

ちなみにグローブボックスの外し方が分からない場合は「グローブボックス＋外し方＋（お車の車種名）」で検索すると詳細な説明が見つかるかと思います。

今回は車のエアコンフィルターについてご紹介してきました。

夏前や冬前といった、ハードにエアコンを利用するシーズン前に決めて交換をするのがおすすめ。特に道具もいりませんし、結果的に無駄な燃費なのが減って節約にもなりますので、ぜひ休日などに挑戦してみてください。