いまだに多いキー閉じ込みの原因と日頃の対策・予防法について
ロードサービスのJAFによると、スマートキーが主流になった今もキー閉じ込みの救援依頼が20万件以上あるそうです。
参考)電子キーが主流なのに、なぜキーの閉じ込みが起こるのですか?|JAF
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-trouble/subcategory-prevention/faq262
今回は車のキーのトラブルの原因や、日頃の対策をご紹介していきます。
目次
キーに関するトラブル
今はスマートキーが主流になり、キーが車内にある時はロックがかからない車が多いですが、それでもロードサービスなどにキー閉じ込みの救援依頼が多いのはなぜでしょうか。キーに関するトラブルが起こる原因を把握しておきましょう。
◇トランクにキーを閉じ込めてしまう
電子キーの中には、トランクを開けるだけのボタンが付いているタイプがあります。そしてトランクを開け、トランクの中にキーを入れたまま閉めてしまうケースです。メーカーによって操作方法などは異なりますが、トランクを使う時にキー閉じ込みが起こってしまう仕様かどうかは事前によくチェックしておきましょう。
◇スマートキーの不具合
スマートキーの電池が消耗し、電波が弱くなっていることで不具合が生じてしまうケースもあります。基本的に電池が切れていても開錠できますが、やはり予備の電池を常備しておいたり早めの交換を心がけましょう。
◇紛失にも注意
キーを取り出さずに利用できるタイプは、その存在を確認しないため不意に落としてしまったり、どこかに置き忘れてしまうことがあります。現在は盗難対策のためにかなり精密に作られており、なくしてしまった時の複製が難しく作られていますので管理をしっかり行うことが大切です。
キー閉じ込みの予防法
キーのトラブルを予防するために日頃の心掛けをしっかりと頭に入れておきましょう。
◇スペアキーの管理
キー閉じ込みが起こってしまった時、スペアキーがあれば対処できます。きちんと保管を行うようにしましょう。
◇予防法
スマートキーは電池の消耗が起こっていないかを確認するとともに、説明書で電池がなくなってしまった時にどのような操作をすれば良いかもチェックしておきましょう。また紛失を防ぐために、キーホルダーやキーケースを利用することも効果的です。
まとめ
今回はキー閉じ込みが起こってしまう原因や、予防法についてご紹介しました。
スマートキーはキー閉じ込みが起こりにくい工夫がされていますが、トランク内に入れたまま閉めてしまったりスマートキーの不具合で開けられなくなってしまうトラブルが起こっています。
現在のスマートキーは、盗難防止のために鍵を紛失すると開錠や複製が難しく作られています。日頃から使い方を説明書で確認しておくこと、電池交換をこまめに行うこと、スペアキーをきちんと管理することが大切です。
スマートキーケースやキーホルダーなどを活用して紛失しにくい工夫も心がけましょう。