ちょっとした車の傷。自分でも直せるおすすめグッズとは

車を走らせていればどうしても小さな傷などがついてしまうことは避けられません。ぶつけたり、こすったり、砂利や石が飛んできたり。

そのようなちょっとした傷の補修なら、業者に頼まずに自分で解決することも可能です。ここではまず車の傷直しの種類について簡単にご説明してから、おすすめの商品をご紹介していきます。

傷消しの種類について

車の傷消しに活躍してくれるグッズは主にワックス、コンパウンド、タッチペンです。

◇定番はワックス

細かな傷に効果的なワックス。

研磨剤の有無でさらに2種類に分かれます。研磨剤が入っているタイプは全体の凸凹を減らして傷を目立たなくさせます。研磨剤無しは配合されているシリコンで傷を埋めていきます。研磨剤入りの方が長時間もちますが、磨き過ぎると逆に傷を増やしてしまうこともあるので注意しましょう。

◇小さな傷に効果的なコンパウンド

非常に目の細いヤスリと考えるとよいでしょう。小さな傷取りに最適。補修や塗装後の磨き上げなどにも広く使えます。ただし深い傷だとその傷は補修されず、周囲だけピカピカになって傷が余計目立ってしまうことも。あくまで小さな浅い傷に。

◇扱いやすいタッチペン

車体と同じ色のペンで隠します。扱いやすさが特徴。ただし塗装ムラが出やすいので、最初に傷の周辺をペーパーなどで下処理をしてから薄く重ねていくとより自然な仕上がりになります。

では具体的におすすめ商品をご紹介していきましょう。

◇SOFT99 ワックス光鏡面パール&メタリック車用200g

www.amazon.co.jp/dp/B0035ZJYMC

研磨剤入りの半練りタイプ（←固形ではなく柔らかいペースト状になっていること）のワックス。あまりネバネバしていないため、よく伸びて使いやすいという特徴があります。この商品は「パールメタリック車用」ですが、ホワイト車用やブラック車用など車のカラーに合わせて選びましょう。

◇ホルツ液体コンパウンドリキッドミニセット

www.amazon.co.jp/dp/B00AJG8R5A

車直しの定番メーカー、ソフト99のコンパウンドセット。まず目の荒いコンパウンドからこすり、次第に目の細かいコンパウンドにしていくことでピカピカになります。手順が多くて時間がかかってしまうことが難点ですが、根気強く磨けば新車のような鏡面仕上げも可能です。

◇SOFT99タッチアップペン

www.amazon.co.jp/dp/B005HZOGVM

各自動車メーカー用のカラーナンバーが豊富に揃っているタッチアップペン。タッチペンで難しいのは「塗装ムラ」。一度に厚塗りしようとせず、薄め薄めに重ねていきましょう。

※関連商品SOFT99 タッチアップペン用「エアータッチ」

こちらは上記タッチアップペンを簡単にスプレーにできる関連アイテム。どうしてもムラになってしまう時に検討しましょう。

◇魔法のクロス

www.amazon.co.jp/dp/B081SWNXMK

下地が見えていないような擦り傷ならしっかり直せます。安いですし、普段から1枚持っておくのがおすすめ。

今回は、ちょっとした傷の補修に最適な商品をご紹介しました。一気に解決しようとするより、工程を数回に分けてゆっくりと進めていくことを心掛けると綺麗に仕上げられます。

ピカピカになった車を見ると気分も晴れやかに。無心で車を磨くのは楽しいですし、休日のよいリフレッシュにもなると思います。お時間のある時にぜひチャレンジしてみましょう。