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アイドリングストップは無駄?メリットデメリットを理解して賢く活用しよう!

「アイドリングストップ」という言葉は、多くの方が聞いたことがあるでしょう。「燃費が向上する」とか、「騒音を減らせる」とか言いますが、実は注意点もゼロではありません。よくその注意点を踏まえた上で普段の運転方法を考えたり、車選びをしていくことが大切です。

今回はその基本と、メリット・デメリットについてご紹介していきます。

 

アイドリングストップってなに?

「アイドル(idle)」という英語は「活動していない」とか「働いていない」という意味を表す英語です。(いわゆる日本語でよく使う「アイドル」、偶像を表すアイドルはidolで、少しスペルが異なります。)

要するに車が走っていない時はエンジンが動いていても意味がないので停止させる、ということがアイドリングストップの意味です。

かつてはエンジンの騒音が問題となることが多かったので、「運転マナー」として使われていましたが、現在ではちょっとした一時停止の際などに、車のエンジンが自動で停止するシステムを指すこともあります。

 

メリットはやっぱりガソリン代の節約

アイドリングストップをすると一体どのようなメリットがあるのでしょうか?

 

◇ガソリン代が節約できる

なによりのメリットはガソリン代が節約できることです。無駄にエンジンを動かさなくなるため、燃費向上につながります。

 

◇騒音を最小限に抑えられる

住宅地など近隣に迷惑がかかるような場所では、極力エンジンを停めるのはマナーの一つです。

 

◇環境に優しい

エンジンの排出する排気ガスを減らす効果があるので、環境にやさしくなります。

 

デメリットはバッテリーへの負荷

アイドリングストップはいいことばかりではなく、注意点もあります。その点についてもよく理解しておきましょう。

 

◇バッテリーに負担がかかりやすい

エンジンを始動する時はバッテリーを使います。ですので頻繁にエンジンをつけたり停めたりすると、その消費が早まってしまうのです。特に暖房や冷房を使っている時などはバッテリーに負担が多くなっているので、無理にアイドリングストップはしない方がよいでしょう。

 

◇状況や場面によっては、逆に燃費がかかってしまうことも

エンジン始動時には燃料を余分に消費するため、あまりにも頻繁に始動させたり停めたりしていると、節約できるはずの燃料の量を逆に上回ってしまう可能性があります。ある程度走行してから停めるのであれば有効ですが、渋滞時など頻繁に発進したり停車したりする時はやめておきましょう。

 

まとめ

「アイドリングストップ」は燃費向上や騒音の低下、環境に良いという利点もあるものの、あまりにも頻繁にエンジンの始動と停止を繰り返すのは逆効果になることがあるので注意が必要です。

 

ただし元々この機能が付いている車は、話は別です。そのような車は専用のバッテリーを使用してバッテリーの早期劣化を防げるようになっているなど、よくそのデメリットも踏まえてアイドリングストップが機能するようになっていますので問題ありません。

 

いずれにせよエンジンをいたわってあげる気持ちは、きっと安全運転にもつながるはず。ぜひ無理のない範囲でアイドリングストップをこころがけてみましょう。