オートマ車とマニュアル車の違いについて。それぞれのメリットとは?
現在日本で販売されている車のほとんどはオートマ車です。
それだけオートマ車が主流になっているだけに、マニュアル車とは一体どういった車なのかといったことや、そのメリットを意外と知らない方も多いのではないでしょうか?
両者の違いとは一体どういった点にあるのでしょうか?
免許を取ろうと考えている人や、車の豆知識としてチェックしてみましょう。
目次
車のトランスミッションについて
車はエンジンが回転して動くものですが、エンジンの出力を適切にタイヤに伝えるために、色々なギアで動力を変換させています。
動きはじめの時はパワーがタイヤに伝わるギアを使い、速度が上がってきたらパワーよりもタイヤの回転速度が上がるギアに変えることで、スムーズに速度を上げたり下げたりできる仕組みになっているのです。
この速度のギア変更を自動で行うか、手動で行うかということが、オートマチックトランスミッション(AT)とマニュアル(MT)の違いです。
オートマ車であれば最小限のシフト操作だけで走れます。マニュアル車の場合は低速時から高速時まで様々にギアを手動で変えながら運転します。
それぞれのメリットについて
両者のメリットやデメリットはなんでしょうか。
◇オートマ車のメリット
オートマ車のメリットといえばやはり運転が簡単であることでしょう。アクセルを踏むだけで速度を調節でき、かなりシンプルに車をコントロールできます。
運転が苦手な人でも手軽に操作できることがメリットです。
しかしデメリットもないことはありません。シンプルであるだけに、ペダルの踏み間違えなど誤操作をしてしまう可能性もあることです。心配ならば踏み間違え抑制機能などが付いた車も検討しましょう。
◇マニュアル車のメリット
マニュアル車はクラッチを踏んでギアを上げない限りは速度が上がらないため、速度が上がり過ぎてしまうことが少なくなる点がメリットと言えるでしょう。
また手動でギアを変更するだけに、故障なども起こりにくい傾向があります。
またマニュアル車は、運転している感覚を味わえて楽しいという人もいます。
実際ヨーロッパではマニュアル車もまだ主流です。自分の手足を駆使して変速する、運転の醍醐味を味わえることがメリットと言えます。
まとめ
今回は車の変速方式の違いについてご紹介いたしました。
日常生活で車を使う人であれば操作がシンプルでわかりやすいオートマ車がやはりベストと言えるでしょう。
マニュアル車は少し操作が複雑であるものの、その分運転に楽しみを感じられる点でメリットがあります。