カーリースした車の車検手続きはどうやる?費用はどれくらい?
カーリースした車は、車検の時にどのような手続きをする必要があるのでしょうか? 必要な費用はどれくらいなのでしょうか? 快適なカーリースライフのご参考に、今回はこの点についてご説明いたします。
目次
車検で必要なことや手続き
人間が定期的に健康診断を行うように、車も定期的にしっかり安全な状態かどうかの点検・メンテナンスを行わなければいけません。車検は、安全な交通社会を実現するために不可欠な制度と言えるでしょう。
また車に不調があると、排気ガスや騒音を発生させる原因ともなりますし、環境への配慮や社会への影響からもしっかりとメンテナンスを定期的に行わなければいけないとされています。
車検の際にかかる費用は車種や整備の依頼先によって変わりますが、一般的な費用相場は7~10万円程度です。内訳は法定諸費用と、整備費用に分かれます。
◇法定諸費用
自動車重量税や自賠責保険など、法律で定められている費用です。
◇整備費用
整備に関わる費用です。点検の費用やパーツ交換費用、また整備士への手数料などです。
カーリースの車検について
カーリースの車でも一般の車両と同じように、定められた期限内に車検をしなければいけません。ただし費用は、以下の2つの契約プランのどちらを選択しているかによって異なります。
・ファイナンシャルリース
・メンテナンスリース
◇「ファイナンシャルリース」では、通常の車検手続きが必要
ファイナンシャルリースでは車検費用は月々のリース料とは別に必要になります。つまり通常の車検と同じ手続きを踏む必要があります。
◇「メンテナンスリース」ならば、車検時にあらためて費用はいらない
メンテナンスリースならば、月々の支払いに車検費用も含まれています。つまり車検の時にあらためて費用は必要になりません。
さらにメンテナンスリースは車検費用だけではなく、タイヤ交換やオイル交換など車を使っていると必要になるさまざまなメンテナンス費用も広くカバーされています。毎月の支払いが一定になるので、月によって車に関する出費が上下せず家計管理がとても簡単になる点でおすすめです。
まとめ
カーリースには車検をはじめとした車にかかる維持費も月々の支払いに含まれたプランがあります。「メンテナンスリース」を選べば、煩わしいメンテナンスや車検費用について頭を回さず、すべてリース会社に任せられます。
さらにメンテナンスリースであれば、日頃のメンテナンスにかかる費用などもその時々に応じて必要になりません。車の維持費が極端に上下しないため、家計管理が簡単になる点で多くの人たちに好評を得ています。