カーリースのメリットとデメリットは？

2000年頃から個人向けサービスが始まったカーリース。

以来20年近くの年月が経ち、現在ではかなり多くの人々が、この方法で新車を手に入れたり、買い替えたりするようになってきています。これからはもっと当たり前になっていくことは間違いありません。

（参考：個人向けオートリース保有台数、4年後には3.6倍の93万6000台に　矢野経済予測 | レスポンス（Response.jp）https://response.jp/article/2018/08/06/312825.html）

でもどうしてカーリースは、新しい車をお得に乗れるのでしょうか？

今回はカーリースのいいところを4つご紹介し、また注意点なども説明いたします。

カーリースのいいところその1――月々の負担が楽

カーリースはリース会社があなたの代わりに新車を購入し、決めた期間だけ借りるという形で乗るシステムです。決めた期間が終わった時に車を返却するのですが、その時の車の価値を前もって予測し、車の価格からそれを差し引いた分だけを支払います。

250万円の車を5年間借りるとしましょう。その場合、先に、前もって5年後の車の価値を算出します。例えば100万円になっているだろうと見積もった場合、その100万円を差し引いた150万円の代金を5年で支払っていけばよいのです。

つまり全額を支払う購入よりも、月々の負担が少なくなるメリットがあります。

カーリースが人気になっている理由は、月々の支払い額が一定で、最初に大きなお金が必要ないところです。頭金も必要ないので、まとまった出費が必要なく、将来のお金の計画がしっかりと立てられます。

大きな出費というものはできるだけ避けたいもの。ご家族が病気になったり突然の災害などに備えて、ある程度確保しておきたいと考えている人には最適です。

あなたが選んだ車をカーリース会社が新しく買い取って貸し出すという形を取るため、新車に乗れます。

中古車の場合は、型式の古い車しか選べなかったり、内外装の美観などで問題あったりします。他の人がすでに乗っている車であるため、中古車は、安全性に少し不安が残ることも確か。「ピカピカの新車に乗りたい！」と思っている人にとっては、かなり大きなポイントです。

カーリースは基本的にネットだけで手続きを完了できます。

どの車に乗りたいかや、審査の申し込みなどもわざわざ会社まで出向く必要もなし。納得がいくまで自宅でいろいろ車種や料金を比べられます。ディーラーとの煩わしい価格交渉をする必要もなし。またインターネット上で支払いのシミュレーションなども行えるので、安心して利用できます。

ただしあくまで車の所有者はカーリース会社になることに注意しておきましょう。そのため月に走れる距離が決められている場合もあります。また自由に車をドレスアップしにくいことや、途中の解約も難しい面があります。

しかしもしあなたのライフスタイルがそのような注意点に関して問題のないならば、お金の管理もしやすく、乗りたい車に乗れるカーリースが最適な選択肢と言えるのです。