カーリースの契約が終わった後に、車を買い取ることはできる?
カーリースは契約終了後の車の価値(残価)分を差し引いて月々の支払いを行っていくため、ひと月当たりの負担が軽く、手軽にはじめられるのが魅力。頭金も必要ありませんし、税金や車検、メンテナンス費用なども基本的に必要ありません。
しかし意外とカーリースの別の魅力として知られていないのが、「契約後の選択肢の豊富さ」。
実は選択肢は、車を返却するだけではないんです。今回は他の選択肢についてご紹介いたします。
目次
契約が終わったあとに選べる4つの選択肢
契約満了時に選べる方法は以下の4つ。
◇別の車に乗り換える
まず1つ目は、車を返却し、別の新車であらためてリース契約をする方法。返却した車の査定額が、残価よりも上回っていた場合はキャッシュバックができたり、新しい契約の支払いに当てたりできることもあります。このような形で常に新車に乗り続けられるのはカーリースの大きな魅力です。
◇リースしていた車を買い取る
車の残りの代金を支払えば、その車を所有することもできます。期間中に愛着が湧いたら、こちらがおすすめ。
◇契約を延長する
同じ車であらためて期間を設定して、リースを続けることもできます。このケースでは期間が終了した時点であらためて車の残価を計算し、その分を差し引いた差額を毎月支払っていくことになります。
◇契約を終了する
車を返却して契約を終了します。
リースと購入は、どちらがお得?
車を手に入れる方法は、「購入」という形もあります。「将来その車をずっと持ち続けたい」という考えがあるのならばおすすめですが、しかし購入すると、上記のような一定期間を過ぎた後の選択肢がほとんどなくなることには注意しておきましょう。
それにカーリースは、税金の支払いや車検の手続き、消耗部品の交換費用なども毎月の支払いに含まれているプランもあり、そちらを選べば「維持費」について考える必要がなくなるメリットもあります。
「新車に乗り続けたい!」とか「大きな失敗は避けたい」とか考えているならば、契約期間だけ乗ってみて、その後に車を買い取ることも返却することもできる、リースがおすすめです。
まとめ
カーリースならば、契約終了後に単に車を返却するだけではなく、車を買い取ったり、新しい車に乗り換えたり、契約を延長して車に乗り続けたりできます。3年、5年、7年といった年月が経った後は、家計状況も変わっていることが多いでしょう。「この車にずっと乗り続けたい!」という確信がない場合は、購入よりもお得です。
特に現代は先が見えにくい時代。
カーリースを上手に利用して、柔軟に車との付き合い方を変えていくスタイルがおすすめです。