カーリースの契約時に必要な書類とは?書類申請の手続きなどについて
近年は車を利用する方法の一つに、カーリースが定着してきています。これは3年~7年といった長期間、リース会社から乗りたい車を借りて利用するサービスです。残価設定により車両価格全額を支払わないため月々の負担が購入よりも軽くなりますし、車検等のメンテナンス費用も含まれているコースにすれば、車の維持費に頭を回す必要がなくなるのも人気の理由と言えるでしょう。
しかしあくまで借りる契約ですので、他のさまざまな借入サービスと同様に、審査や契約の手続きをきちんと踏まなければいけません。
そこで今回は、カーリースの手続きに必要な書類についてご説明いたします。早めの準備した方がいい書類は何か、どのようにすればその書類を手に入れられるのかという点についても詳しくご説明いたします。快適なカーライフをスムーズにはじめるために、ぜひご参考になさってください。
目次
カーリースの手続きに必要な書類はなに?
もちろんリース会社やプランによって細かな部分は異なりますが、基本的にどのサービスでも必要になるのは以下の5つと言えます。
◇免許証
もちろん運転免許証が必要になります。これは本人確認書類の役割もあります。しばらく車に乗っていなかった人は、有効期限が切れてしまっていないかをチェックしておきましょう。
◇車庫証明
車を所有するためには、車の保管場所があることを証明する書類が必要になります。正式には「自動車保管場所証明書」というもので、警察署が発行します。
◇契約書
リース会社から手渡された契約書に、署名と捺印をして提出します。
◇実印+印鑑証明
印鑑を実印として登録し、その信用性を証明する書類です。もし取得方法が分からないならば、市区町村の窓口に問い合わせてみましょう。
◇住民票の写し
取得から3ヶ月以内を指定しているリース会社が多いです。
早めに準備しておいた方がいいのは「車庫証明」
上記のうちすぐに発行が難しい書類は、車庫証明です。申請してから発行までに3日~1週間かかってしまうこともあります。
発行は警察署で行います。「自動車保管場所証明申請書」「保管場所交付申請書」などが必要になりますが、そこに車の情報を記入することになるため、借りる車のメーカー、型式、車体番号と車のサイズを前もって確認しておくと、スムーズに発行手続きを済ませられます。
ちなみに代行手数料がかかりますが、リース会社に証明書を取得してもらうことも可能です。難しい場合はお願いしましょう。
まとめ
今回は、カーリース契約をする際に必要な書類についてご紹介いたしました。
特に準備が難しいものはありませんが、強いて挙げれば、車庫証明が少し煩雑な手続きが必要と言えるでしょう。とはいえ、もちろんリース会社で車庫証明の発行に関わる手続きの仕方は丁寧に説明してもらえますし、代行も行ってもらえますので、もしもわからない場合は気軽に問い合わせてみましょう。