カーリースの契約期間はどう決めればいい？期間選びの３つのポイント

カーリースは3年や5年など長期的な貸出し契約を結んで車を利用するサービスです。年々利用者の数が増え続け、今では一般的な車の持ち方の一つとして定着していると言えるでしょう。

しかしカーリースの申し込みの際、契約期間はいったいどれくらいの長さで設定するのが最適なのでしょうか。契約期間によって変わるポイントなどを押さえて最適な期間を選んでいきましょう。

カーリースの仕組み

最適な契約期間を決めるためには、まずカーリースの仕組みやどのように料金が決まるのかをしっかり把握しておくことが大切です。

◇カーリースは車の長期貸出しサービス

カーリースとは数年単位の長期的な車の貸出しを行うサービスです。レンタカーであると1日や2日、長くても1ヶ月程度の貸出しですが、カーリースの場合は3年、5年といった長い期間で契約を結びます。

長期契約のメリットは、自分で車を選ぶことができたり、ほとんどマイカーのように車を使うことができる点です。毎日の通勤やご家族の送迎、旅行やショッピングなど、日常生活のさまざまな場面で車を活用できます。

◇基本的な月額料金

基本的なカーリースの料金は車両価格から残価を差し引いて、それを契約月数で割って決まります。

基本の月額料金＝（車両価格－残価）÷ 契約月数（+ 手数料など）

「残価」とは契約満了時に車を返却した時の車の価値のことです。契約時に前もってそれを計算して、車両価格から差し引きます。車両価格全体を支払わなくて済む分、支払いの負担が軽くなるシステムになっています。

カーリースの仕組みを踏まえた上で、契約期間を決めるポイントをチェックしていきましょう。

◇長期にすればするほど月の支払いは安くなる

前述した通り、カーリースの月額料金は契約月数で割って決まるため、長期的な契約にしたほうが月当たりの負担は軽くなります。そして月当たりの費用が安くなることによって、1グレードの上の車に乗ることも可能になってきます。乗りたい車との兼ね合いから期間を決めていくのも一つの方法です。

◇車検の時期を考慮する

カーリースを契約する際に気をつけておきたいのは車検の手続きです。相場として7～8万円程度かかるため、車検を考慮して期間を決めるのも一つの方法です。

車検の有効期限は新車は3年後、それ以降は2年おきと定められていることから、それを区切りにして契約期間を3年、5年などに決めていくのもよいでしょう。

◇ライフスタイルの変化

ご家族の成長やお仕事の変化などで必要な車の種類は変わってきます。お子様の成長など、将来のライフスタイルをよく考慮すると適切な契約期間も決めやすくなります。

今回はカーリースの契約期間の決め方のポイントをご説明いたしました。

月額料金、車検の時期、ご家族やご自身のライフスタイルの変化という3つのポイントから、最適な契約期間を絞り込んでいくのがおすすめです。