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カーリースの契約満了時の選択肢は?実は返却しない方法もある!

年々利用者数が増え続けているカーリース。特に最近はコロナの影響で三密を避けるため公共交通機関が使いづらい状況。車の利用をはじめたいと考える方も増えてきているようです。

カーリースはそのような移動手段として車を必要としている人にとっておすすめなサービス。特におすすめできる特徴は、リース契約を終えた時に車をどうするかという点で多様な選択肢が用意されていることです。カーリースは貸し出しサービスですが、実は契約期間が終わった時に返却以外の方法もあります。

今回は、リース満了後にどのような選択肢があるのかをご説明いたします。

 

カーリースの「残価」とは?

まずカーリースの基本的なシステムについて理解しておきましょう。

カーリースとは3年、5年、7年などといった車の長期貸し出しサービスのこと。月々の支払料金は、契約が終わったあとにどれくらい車の価値が残っているか(残価)を前もって計算し、それを車両価格から差し引いた金額を月で割って決めます。

購入の場合は車両価格のすべてを支払わなければいけませんが、リースの場合はこの残価分が差し引かれます。おかげで月々の支払いが無理のないものになり、頭金なども必要なく、最初にまとまった資金がなくてもすぐカーライフをスタートできます。

 

契約満了時の3つの選択

カーリースの期間が満了がした時には、契約者は以下の3つの選択肢から選べます。

①同じ車を再リース

契約が終わった時、引き続き同じ車でリース契約を延長することができます。半年や1年など、都合に合わせて延長可能。お仕事の関係でもう少し長く乗りたいというような時に、このような形でサービスを継続して利用すれば、すでに乗り慣れている車なので生活に影響を与えずにリースを続けられます。

ただし再リースの場合、リース料についてはまた改めて残価を算出し、そこへ税金や車検の費用などを加えるなどといった形で再計算しますので、多少料金が変わるケースもあることには注意しておきましょう。

②別の車を再リース

すでに乗っていた車は返却して、新しい別の車をリースする方法もあります。

長期のリース契約が終わった時には、世の中には新しい機能を備えた車が登場しているものです。この再リースという形を利用しながら乗り換えを行なっていくことで、常に最新型の車に乗り続けられます。

③車を返却

通常通りに車を返却して契約を終える方法です。契約前に決めていた規定距離を超えている時や、大幅なカスタマイズをしていたり、車に大きな傷みなどがあった時には原状回復のための追加費用がかかる場合があります。しかし特にそのようなことがなければ、前もって決めていた残価が保証されていますので、追加料金はかかりません。

現在はコロナの影響で世界経済が不安定な状態が続いていますが、たとえリースしていた車両の市場価格が後から下落したとしても、追加の費用などが発生しないのは大きなメリットと言えるでしょう。

 

まとめ

今回はカーリースの利用を検討している方のために、契約を終えた時に用意されている選択肢についてご紹介してまいりました。

今は世界経済がとても動きやすい時代。高額の車を購入しても市場価格が大きく変動して価値が下がってしまうということも起こりかねません。その点について気兼ねせずに乗れるカーリースは、まさに今の時代にぴったりと言えるでしょう。また契約満了時に新しい車に乗りかえられるなど、柔軟な選択肢が用意されていることも、先の見えにくい今の時代におすすめできるポイントです。