カーリースの審査基準は?審査時のポイントや対処法をご紹介
年々利用者が増えてきているカーリース。頭金なしで新車に乗れるという手軽さが人気の理由です。
しかしカーリースはあくまでリース会社の「貸し出し」であるため、最初に審査があることには注意しなければいけません。この審査では、一体どういったことがチェックされるでしょうか? そのポイントをよく理解し、スムーズに契約できるようにしておきましょう。
目次
カーリースの仕組みについて
まずは簡単にカーリースの仕組みについて理解しておきましょう。
カーリースとは一言で言えば「長期的に」車を貸し出すサービスです。レンタカーは1日や1か月、長くても1年程度の貸し出しですが、カーリースの場合は3年や5年といったかなり長い期間で契約を行います。
カーリースの主なメリットは以下の2点です。
◇メリット1――残価が差し引かれるため月額が安い
月々の支払いは、車両価格から契約満了後の車の価値(残価)を前もって差し引いて計算します。残価を支払わなくて済む分、新車を購入するよりも安くなる点がメリットです。
◇メリット2――車の維持費も含まれたプランがある
車の税金や車検費用、それからメンテナンス費用も月々の支払いに含まれたプランもあります。こちらのプランにするとサブスクリプションのような感覚で毎月一定額で車を利用できるので、家計管理がとても簡単になります。
審査でチェックされるポイントを把握しておこう
カーリースはあくまで貸し出しという契約であるため、最初に審査があります。そのチェックされるポイントをしっかり把握しておきましょう。
◇チェックポイント1――年齢
カーリースは20歳以上75歳未満という条件が多い傾向があります。未成年であると親権者の同意や連帯保証人が必要になります。
◇チェックポイント2――年収、勤め先、勤続年数など
審査の主な目的は「毎月しっかり支払いを行っていけるか」という点ですので、収入が安定しているかどうかは審査でとても重要なポイントです。
年収の基準が満たされていれば問題はありません。収入の変動が激しい職業の場合は、収入が少ない時でも月々支払いをしっかり行っていけることをアピールできるように準備しておきましょう。
◇チェックポイント3――信用情報
今までクレジットカードなどで支払いが延滞していたことがなかったかがチェックされます。最近はスマホも分割払いで購入するケースが多くなっていますが、そのような場合の延滞も信用情報に影響があるので気をつけておきましょう。もし不安がある人は、連帯保証人をつけるようにしておくと審査に通りやすくなります。
まとめ
カーリースの月々の支払いは、大体2~3万円程度が相場です。それだけの支払いをきちんと行っていけるかどうかのチェックが契約時の審査です。まだ未成年だったり、信用情報に問題がある人は連帯保証人を立てると審査にパスしやすくなります。