カーリースの納車期間はどれくらい？手続きや事前準備の進め方

カーリースは頭金なしで月々お得な値段で新車に乗れるというメリットで、最近は多くの人達から人気になっています。

しかしカーリースの場合、契約からどれくらいの期間で納車されるのでしょうか？　早く車が欲しい人は、納車期間やスムーズに手続きを進めるポイントを把握しておきましょう。

※ただし以下でご紹介しているのは、正常時における納車期間です。現在は世界的な半導体不足が原因で、多くの車で納期遅延が生じています。半導体不足が原因の場合は、車種によっては納期が大幅に遅れる可能性もあることは注意しておきましょう。

納車までの期間は1～3ヶ月

基本的に納車にかかる期間は1～3ヶ月程度です。この点については購入した場合とあまり違いはありません。

このくらいの期間が必要になる理由は以下です。

◇車の受注生産

カーリースの大きなメリットは、新車を利用できる点です。同じ貸出しサービスのレンタカーではすでに用意されている車から選ぶ形ですが、カーリースは自分の乗りたい車を新車で乗れます。

したがって契約をした上でカラーやオプションなどをメーカーに発注して仕入れを行っていくケースになると、どうしても購入と同じくらいの期間がかかってしまうのです。

◇リースの審査や手続き

カーリースでは契約期間中、契約者がきちんと月額を支払えるかチェックする審査があります。職業や年収、それから信用情報などのチェックをする審査です。その確認・手続きなどに時間が必要になります。

早く納車をするための準備

カーリースは新車に乗れることがメリットですので、やはり新車を購入した時と同じくらいの納車期間がかかります。

できるだけ早く車が欲しい人は、以下のポイントを押さえて準備を進めていきましょう。

◇審査がスムーズに進められるようにする

前述したとおり、カーリースの審査は毎月の支払いがきちんと行えるかどうかをチェックすることが目的です。したがって審査が進みやすいように職業や年収、信用情報などに問題がないかを前もってきちんとチェックしておくと契約がスムーズです。学生の方など安定収入がない人は、保証人を立てると審査に通りやすくなります。

◇車庫証明の取得

カーリースはマイカーのように契約者が車を管理するため、駐車場の確保が必要です。自宅の庭など駐車場として使用できる場所がない時は、近所で駐車場を探します。車庫証明の取得に１週間程度時間がかかりますので、書類をあらかじめ用意するなどしてそちらの手続きもスムーズに進められるようにしておきましょう。

まとめ

カーリースは、審査があることや新車のように受注生産を取る形が多いため、契約から納車まで早くても1～３ヶ月程度は時間が必要になります。途中の契約や手続きなどで止まってしまうことがないように、書類の準備などを早めに進めておきましょう。

※ただし近年の半導体不足が影響している場合は、車種によって半年以上などの大幅な納期の遅れが生じることもあります。こうした状況が続いているうちは、まずは納期についてリース会社に問い合わせてみるのがおすすめです。