ガソリンランプが点灯したらあとどれくらい走れるの?対処法や注意点など
車には様々な表示や警告灯がありますが、給油機の絵が描かれたガソリンランプもあります。ガソリン残量が少なくなってきた時に点灯しますが、必ずしも点灯したからといってすぐエンストするわけではありません。
タイミングはどれくらいなのでしょうか? 今回はその点と、対処法や注意点などについてご紹介いたします。
目次
ガソリンランプが点灯するタイミング
ガソリンランプは正式には「燃料残量警告灯」と言います。給油機のマークや、丸いオレンジのマークで表示されていることが一般的です。
◇ガソリンの容量
基本的にガソリンタンクの容量は軽自動車では25~40L、コンパクトカーは40L、普通乗用車であると50~70L程度です。
◇点灯してから走れる距離は50km程度
ガソリンランプが点灯するタイミングは車種やメーカーによって異なるため、一概にどれだけ残っているかははっきりしていません。しかし高速道路の給油所を備えたサービスエリアが平均50km間隔で設置されている事実から、ガソリンランプが点灯してから50kmくらいは走れるように設計されていると考えられます。
※あくまで一般的な傾向です。車種によって異なるので、正確に知りたいのであれば取扱説明書などを確認しましょう。
ガソリンランプが点灯した時の対応
ガソリンランプが点灯した時の対処法や注意点についてご紹介します。
◇スピードを落として走る
スピードを落として走ると空気抵抗が少なくなりガソリンの消費量が少し節約できます。また急加速・急ブレーキを控えることも有効です。エアコン切っておくことでも燃料の消費量を抑えることができます。
◇注意点
ガソリンランプが点灯した時、下り坂ならばエンジンを止めて走ればガソリン消費量を減らせると思いがちですが、エンジンを止めたことで各種制御機構が止まってしまい、ブレーキが動かなくなったり、ステアリングがロックされてしまう可能性もあるためやめましょう。坂道でなければエンジンを止めても問題ありません。
◇ガス欠になってしまったら
万が一ガス欠になってしまったら、JAFなどのロードサービスを呼んで対処します。もし歩ける距離にガソリンスタンドがあるならば、携行缶を借りられないか相談してみるのもよいでしょう。あるいは自動車保険にガソリン配達サービスが付帯されている場合もありますので、そちらも確認してみましょう。
まとめ
今回はガソリンのランプが点灯するタイミング、注意点、対処法についてご紹介いたしました。
車種ごとにランプが点灯するタイミングは異なりますが、基本的に点灯してから50kmくらいは走れると考えられます。車の取扱説明書にガソリンタンクの容量や、ランプが点灯するタイミングについて記載されているので、時間のある時にそちらもチェックしておきましょう。