スライドドアの車がおすすめ!メリットとデメリットについて
車選びの時は、スライドドアかどうかという点はぜひチェックしたいポイントです。
これはボディ面に沿って開くタイプのドアのことです。
一方でボディに対して垂直方向にに引っ張りながら開けるドアは「ヒンジドア」と言います。
最近は特に子育て世代を中心にスライドドアが人気になっていますが、具体的にどういった点で便利なのでしょうか?
今回はスライドドアのメリットとデメリットについてご紹介いたしますので、ぜひ車選びの参考にしてみてください。
目次
スライドドアのメリット
まずはスライドドアのメリットをチェックしましょう。
◇乗り降りが簡単!
スライドドアの最大の特徴はなんといっても開口部の広さです。
乗降口がかなり広々としていて、大きな荷物を持ちながら乗り降りをしなければいけない時にドアが邪魔になりません。
外からチャイルドシートを取り外したり装着したりする時も便利です。
また、ヒンジドアであると開いたドアの隙間へ体をかがめながら乗り込む必要がありますが、スライドドアは自然な姿勢で乗り込めるため、足腰に不安がある方も乗り降りがしやすい特徴があります。
◇自動で開閉可能!
ヒンジドアにはない魅力として、スライドドアの多くは自動で開閉できる機能がついています。
例えばスマートキーを携帯している状態であれば、ドアハンドルを持つだけでロックが開く機能や、車体の下に足先を入れるとスライドドアが自動で開閉する機能などがあります。
ショッピングの時に両手がふさがってしまっていたり、子供を抱っこしているような状態でもスムーズに乗り降りができます。
◇安全性も高い!
開閉中に手を出すとスライドドアが自動でストップするタイプや、きちんと閉まっていない時などに最後まで閉まるようにアシストする機能など、さまざまな安全機能が搭載されているタイプが多いのも特徴です。
スライドドアのデメリット
スライドドアには以下のデメリットもあることも把握しておきましょう。
◇走行安定性がやや劣る
スライドドアの車は重量が重くなりがちです。
また開口部が広いことによりボディの剛性が低くなり、操縦安定性が落ちてしまう可能性があります。
走りにこだわる人にとってはヒンジドアタイプの方が良いと言えるでしょう。
◇燃費が悪化する
ヒンジドアと比べると重量があるため、燃費がやや悪くなりやすい傾向があります。
◇開閉に時間がかかる
スライドドアは自動で開閉する分、きちんと開閉しきるまでにヒンジドアよりも時間がかかってしまいます。
わずか数秒の違いとはいえ、そこにメリットを感じられない人もいます。
まとめ
今回は人気のスライドドアのメリットとデメリットをご紹介いたしました。
乗り降りがスムーズに行えることや、荷物の出し入れがスムーズに行えることがメリットです。
ショッピングや子育てなど、日常生活で車を使っていきたい人にとってとても便利な車です。
一方で一人で乗ることが多い人や走りにこだわる人にはヒンジドアタイプがおすすめと言えます。