セルフのガソリンスタンドでのタイヤの空気圧チェックと充填方法
車の運転で適切なタイヤの空気圧を保つことはとても重要です。適切な空気圧であれば、車の燃費向上や安全性確保、タイヤ寿命を延ばすことができます。
今回はセルフのガソリンスタンドで、タイヤの空気圧をチェックしたり空気を充填する方法をご紹介いたします。
目次
タイヤの空気圧チェックと充填のタイミングは?
まずは空気圧チェックの頻度についてチェックしていきましょう。
◇チェック頻度
タイヤの空気圧は車種や使用頻度、季節により変化しますが、一般的には月1回程度のチェックが推奨されています。
空気圧が適正でないと燃費が悪くなったり、走行安定性が低下してしまいます。またタイヤの寿命が短くなり、バーストなどを起こす可能性も高くなるためしっかりとチェックしましょう。
◇車の使い方と空気圧
空気圧は車の使用方法にも影響を受けます。
例えば市街地での短距離運転であればタイヤの空気圧は比較的安定しますが、高速道路など長距離を頻繁に走行しているならばタイヤへの負担も大きいので、メンテナンスを通常よりこまめに行うように心がけましょう。
セルフのガソリンスタンドでの空気圧チェックと充填方法
具体的に空気圧のチェック方法、充填方法を確認していきましょう。
◇空気圧のチェック
多くのセルフスタンドでは「エアキャリア」と呼ばれるタンク式の空気入れが用意されています。空気を圧縮してタンクに貯め、その圧縮空気をタイヤに充填できる装置です。
まずタイヤへの空気の充填前に、どれくらい空気を入れればよいか適切な空気圧を確認します。
ドアを開けたところに貼られているラベルや、車の取扱説明書でチェックできます。走行直後は熱膨張が起こって空気圧が通常より高くなってしまっているため、できれば少し時間をおいてタイヤを冷やしてから確認するのがおすすめです。
◇空気充填の手順
適切な空気圧を確認したら、以下の手順で空気を充填していきましょう。
1.バルブの保護キャップを外して、エアキャリアのノズルを接続する
2.現在の空気圧をチェックし、適切な空気圧になるまで空気を充填
3.全てのタイヤに対して同様の手順を繰り返す
◇バルブキャップもチェック
バルブキャップはタイヤの空気が外部に漏れるのを防ぎ、バルブが汚れたり砂や塩分などで損傷したりするのを防ぐ役割があります。
空気入れのついでにバルブキャップの状態もチェックし、破損や劣化が見られる場合は新しいものに交換しましょう。
手軽に通販などでサイズの合ったキャップを見つけて購入できます。
まとめ
今回は車の大切なメンテナンスとして、タイヤの空気圧チェックと空気の充填方法をご紹介いたしました。
セルフのガソリンスタンドではエアキャリアを使用することで手軽に空気圧チェック・充填作業を行うことができます。
月に1回程度このようなメンテナンスを行って、安全性と燃費を良好な状態に保ちましょう。