タイヤがパンクしてる……?症状と対処法について
ロードサービスのJAFによると、2020年の4月~10月の出動理由のトップは「バッテリー関連のトラブル」、そして「タイヤのパンク・バースト」が2位となっています(高速道路ではタイヤ関連のトラブルが1位)。パンクは車のトラブルの中でも特に頻繁的に起こりやすいと言えるでしょう。
参考)
ロードサービス救援データ(2020年度:月別) | JAF
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/road-service-report/fy2020-month
しかしあまり車に乗り慣れていないと、実際にパンクした時に単なる車の不調のようにも感じてしまうこともあるかもしれません。パンクした状態で走るのはとても危険ですので、しっかりその症状や注意点、対処方法を理解しておきましょう。
目次
パンクした時の症状
明らかにタイヤの空気が抜けていたり亀裂が入っている場合は簡単にわかりますが、わずかに空気が抜けているだけであると一見しただけではわからないかもしれません。
以下のような症状が出ていればパンクを疑いましょう。
・ハンドル利きにくい
・まっすぐ走っていない感じがある
・異音がする
・振動が大きい
パンクした時やってはいけないこと
少しでもパンクの疑いがあったら、以下のことに気をつけておきましょう。
◇走行しない
もちろん言うまでもなくパンクしたらすぐに安全な場所へ停車して対処をしましょう。最近の車は運転性能が高いためなんとなく自走できそうに感じてしまうこともあるかもしれませんが、事故の危険もありますし、重心のバランスが悪いせいで他のパーツまで損傷させてしまう可能性もあります。
◇刺さっているものを抜かない
釘などパンクの原因を見つけてもそのままにしておくのが大切です。抜いてしまうと空気が一気に抜けてホイールなどに重心がかかりダメージを与え、タイヤをまるごと交換しなければいけなくなってしまう可能性があります。
修理の依頼先
安全な場所へ停車して、スペアタイヤに交換するのがパンクした時の確実な対処法です。しかしタイヤ交換は経験がないと難しい作業ですので、苦手な人は無理はせず専門家に相談しましょう。近くにガソリンスタンドやカーショップがあれば相談できますが、必ずしも対応してもらえるとは限りません。パンクの際はJAFなどのロードサービスに依頼するのが確実と言えます。
JAFであるとスペアタイヤとの交換で13,330円、パンクの応急修理になると15,230円(非会員の場合)。自分で修理しないとしても、スペアタイヤの準備をしておくと修理がスムーズです。
参考)
JAFホームページ
ロードサービスの料金を調べる | JAF
https://jaf.or.jp/common/about-road-service/estimate-costs
まとめ
今回は車のトラブルでよくあるパンクについてご紹介していきました。初めての経験では慌ててしまうものですが、どんなささいなことでも運転中に違和感を感じたらまずは速やかに安全な場所へ停車。それからタイヤに刺さっているものを発見しても、抜かないようにしておくことも頭に入れておきましょう。