タイヤのバルブ交換の時期や方法は?
タイヤは地面と接しているパーツですので、劣化や故障が起こりやすい傾向があります。
今回はタイヤの「バルブ」の寿命やメンテナンス方法をご紹介いたします。
目次
バルブについて
タイヤのバルブは空気を入れる入り口の役割を持つ部品。タイヤに空気を充填していくためにとても大切なパーツです。小さなパーツですが、傷んでいればそこから空気が抜けてしまうということもあります。
◇寿命はどれくらい?
今はゴム製のバルブがほとんどです。ゴムは金属製よりも伸縮性が高く、振動にも強い特徴があります。
しかしゴムはやや傷みやすい傾向があることに注意が必要です。たとえば輪ゴムも古くなると切れやすくなってしまいますが、同じようにタイヤのバルブも経年劣化します。寿命は2~3年ほど。それだけの期間、メンテナンスをしていないならばチェックが必要です。
◇寿命かどうかをチェックする方法
劣化したバルブをそのまま使っているとエア漏れが起こり、空気圧が下がって走行に影響が出てしまいます。2~3年以上使っているような場合はそのようなエア漏れが起きていないかをチェックしてみることがおすすめです。
簡単なのが、石けん水を使ったチェックです。バルブやその周辺に石けん水を塗り、手でバルブをちょっと動かしてみましょう。石けん水に泡が生じたらどこかから空気が抜けているサインです。
バルブの交換方法
自分でバルブを交換するならば、手順は以下のようになります。
①タイヤのホイールを外す
②古くなったバルブを取り外す
③新しいバルブに交換する
④タイヤとホイールを組み付ける
⑤空気を入れる
という流れです。
ホイールを取り外す作業が初心者には難しいと言えるでしょう。作業中空気が抜けてしまい、そのまま空気が入れられなくなってしまうことにもなりかねませんので、初心者は自分で修理するのはやめておいた方が無難。ディーラーやカー用品店、車のタイヤのお店や、ガソリンスタンドなどに相談しましょう。
それにバルブに悪い影響が出ているのであれば、タイヤ自体も劣化している可能性がありますので、思い切ってタイヤ全体を交換することも考えてみましょう。
まとめ
タイヤのバルブの寿命期間は2年から3年ほどです。とても小さなパーツであるとはいえ、毎日の安全を保障してくれるとても大切なパーツですので、時々チェックして問題が生じていないかどうかの確認は忘れないようにしておきましょう。