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タイヤの摩耗はどうやって判断するの?タイヤを長持ちさせるポイント

タイヤは車の重要な部品の一つですが、長く使っているとタイヤの摩耗が進行してグリップ力が低下したり、燃費の悪化につながります。今回はタイヤの摩耗を適切に判断する方法と、長持ちさせるためのポイントを解説します。

 

 

タイヤの摩耗を判断する方法

まずはタイヤの摩耗状態の基準や、確認方法についてチェックしていきましょう。

 

◇適切な溝の深さ

まずは摩耗状態を判断する上で、タイヤの溝の深さの基準をしっかり理解しましょう。車検では一般乗用車のタイヤの溝の深さの合格基準は、1.6mm以上です。したがって2mmくらいまで摩耗していれば、交換を考える必要があると言えるでしょう。

 

◇スリップサインをチェックする

スリップサインをチェックすれば、溝の深さが適切か簡単に判断できます。これはタイヤの溝の中に一定間隔で作られている小さな突起のことです(上記写真)。

 

この突起の高さが1.6mmであるため、周囲が摩耗してくるとスリップサインと同じ高さに近づくことによって、タイヤが減り過ぎていると判断できます。スリップサインが露出しているならば速やかにタイヤの交換をする必要があります。

 

◇走行距離をチェックする

タイヤは走行距離に応じて、約5,000kmごとに1mm減ると言われています。新品タイヤの溝の深さは約8mm程度ですので、だいたい走行距離30,000kmくらいが交換時期の目安と言えるでしょう。

 

 

タイヤを長持ちさせるポイント

タイヤを長持ちさせることは経済的にも環境的にもメリットがあります。そのための日頃の心がけをチェックしていきましょう。

 

◇こまめな空気圧チェック

タイヤの空気圧が適正でないと、タイヤの摩耗が早まります。特に空気圧が低すぎるとタイヤの両端が摩耗しやすくなり、高すぎるとタイヤの中央部が摩耗しやすくなります。こまめに空気圧をチェックして、適正値に調整するように心がけましょう。

 

◇日常点検

日常的にタイヤの状態を点検することも、長持ちさせるための重要なポイントです。溝の深さだけではなく周辺の摩耗状態や損傷の有無も定期的にチェックしましょう。

 

◇過積載や急発進・急ブレーキを避ける

車に荷物を積み過ぎたり、急発進や急ブレーキを頻繁に行っていると、タイヤに大きな負荷がかかります。過積載を避けスムーズな運転を心がけることで、タイヤの寿命を延ばせます。

 

 

まとめ

タイヤの摩耗状態を適切に判断しこまめなメンテナンスを行うことが、安全運転とタイヤの長寿命化につながります。定期的にスリップサインをチェックし、摩耗してきていたら安全のために早めに交換しましょう。空気圧の調整と日常点検、スムーズな発進・停止を心がけることでタイヤを長持ちさせることができます。