バック駐車が苦手!簡単にできるコツやテクニック
今回はバック駐車が苦手な方向けに、そのコツやテクニックをご紹介します。バック駐車は特に初心者の方が車の運転で難しいと感じる操作の一つですが、いくつかの基本や手順を押さえれば難しくありません。ぜひ苦手を克服して、ドライブをもっと楽しくしていきましょう!
目次
バック駐車の基本と注意点
バック駐車を上手にこなすために、まず基本と注意点をしっかり理解しましょう。
◇ハンドル操作の感覚をつかむ
バック駐車の基本として、まずはハンドル操作の感覚をつかむことが大切です。慣れていない人は、ハンドルと車の動きが逆のように感じるかもしれません。まずは一度に移動しようとせず、少しずつ動かして感覚をつかむようにしましょう。
◇イメージトレーニング
運転していない状態でバック駐車のイメージトレーニングを行うことも有効です。「ハンドルを右に回して下がるとどう動くだろう?」といったことや、「うまくスペースに収まらなかった時は、どのように修正すればいいか?」といったことを普段からよくイメージしておくと、実際の操作でスムーズになります。
◇周囲の安全確認
バック駐車をしているうちについハンドル操作に意識が向きすぎて、周囲が見えなくなってしまう危険性があります。歩行者や他の車両には十分注意しましょう。またバックは非常にゆっくりとした速度(時速5km未満)で操作することを忘れないようにしましょう。
バック駐車の手順
バック駐車の手順をチェックしていきましょう。
◇1.スペースの前に、直角に停止
駐車スペースを見つけたら、まずそのスペースの前に、スペースに対して直角に車を停止させます。たとえば左側に駐車スペースがある場合は、車の左側面を60~80cmくらいあけて、スペースの前に停めます。
◇2.反対方向へ前進して車のリアをスペースに向ける
続いて車の後ろ側を駐車スペースに向けるために、ハンドルを駐車スペースと反対方向へいっぱいに切ってゆっくり前進します。たとえば左側に駐車スペースがある場合では、一旦右方向へ前進させ、車の後ろをスペースに向けます。スペースに対して車が45度くらいの角度になっているとバック駐車が行いやすいです。
◇3.ハンドルを反対に切る
リアがスペースに向いたら、慌ててバックをせず、停車した状態で反対側へハンドルを切り、ギアをRに入れます。慣れないうちはハンドル操作と移動を同時に行わず、一つ一つ確認しながらゆっくり行いましょう。
◇4.バック
ハンドルを調整しながらバックを開始していきます。車両の側面が、駐車スペースの大体50センチ内側に来るのが理想の位置。サイドミラーや直視などで確認しながら、少しずつバックしましょう。もし左側や右側に来過ぎているならば、一旦あらためて前進して再度位置を調整します。
◇5.車両をスペースに収める
車の後ろ部分が駐車スペース内に入ったら、ハンドルを徐々にまっすぐに直しながら車を平行に整えていきます。車がスペース内にきれいに収まっているか確認し、必要に応じて前進やバックを繰り返して位置を修正しましょう。
まとめ
バック駐車は一見難しく感じるかもしれませんが、基本のコツと手順を押さえれば上手に行えるようになります。ハンドル操作と車の動きが一致するように、日頃からイメージトレーニングを入念に繰り返しておくことも有効です。