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ブレーキからキーキー異音がする!【ブレーキパッド】の基礎知識

「キーキー」とか「シャリシャリ」とか、ブレーキを踏んでおかしな音が聞こえてくるようならブレーキパッドが寿命かもしれません。ほったらかしにしていると事故につながる危険もありますし、他の部品の損傷につながって余計に修理や工賃がかかってしまう可能性もあります。

今回は「ブレーキパッド」の基本事項から、寿命や交換時期、それから交換にかかる費用についてご紹介いたします。

 

車のブレーキの仕組みについて

車のブレーキで多いのは、「ディスクブレーキ」です。

このディスクブレーキに含まれている部品の一つが「ブレーキパッド」です。ドライバーがブレーキを踏んだ時、ブレーキパッドが作動して、タイヤと一緒に回転しているディスクローターを両側から押さえ付けることによって車が減速します。

ブレーキパッドの素材は「ノンアスベスト材」や「セミメタリック材」、「カーボンメタリック材」などといった摩擦材が貼り付けられています。摩擦によってスピードを落とす仕組みなので、当然ブレーキパッドは使えば使うほど摩耗します。意図通りに車が減速しなくなれば非常に危険ですので、何か問題があったら必ず対処しておくべきパーツと言えるでしょう。

 

ブレーキパッドはどれくらいで交換すべきか

ブレーキパッドが寿命を示す兆候はブレーキの〝鳴き〟。ブレーキパッドの厚みがなくなってくると寿命ですが、多くの製品が一定の厚さより薄くなった時に「あえて」甲高い音が鳴るようにして作られています。(車種によっては警告灯などが伝えてくれるものもあります。)したがって「キーキー」聞こえて来た時は交換時期と考えてよいでしょう。

もしそのような甲高い音ではなく、「カラカラ」とか「ゴー」とかいった異音の場合は特に注意が必要です。ブレーキパッドが割れていたり異物などが挟まってしまっている可能性があるので、早めに点検に回しましょう。

それから走行距離で言えば、だいたい3万kmがブレーキパッドの寿命の目安です(小型車ならば4万km、RV車は2万km)。

 

ブレーキパッドの交換はどこでしてもらえる?

主に「カー用品店」や「ディーラー」、それから「整備工場」で交換してもらえます。ガソリンスタンドでも、運輸局長の認証を受けた工場のあるところならばオッケー。混み合っていなければ、作業自体は1時間ほどで済みます。

ちなみに自分でブレーキパッドを交換することは、法律上の「改造」には当たらず、違反ではありません。しかしブレーキは安全運転のための最重要パーツですので、やはり業者に依頼するほうがよいでしょう。

 

まとめ

以上今回は、ブレーキパッドについてご紹介してきました。お車のパーツの中でも最重要と言ってよいでしょう。異常などが見られなくても走行距離が3万kmを越えてきているならば、ぜひ一度点検してもらうことをおすすめします。