久々の運転の時は要注意!安全運転のためのチェックポイント
車の運転からしばらく離れていた時には、出発前にいくつかの安全運転のポイントを再確認しておくことが大切です。以下でペーパードライバーが久しぶりに運転をする前にチェックしたい5つのポイントをチェックしていきましょう。
目次
ポイント1――運転席の調整と確認
まずは快適性と安全性に直結する、運転席の調整を行いましょう。
・シート位置
正しいシート位置の目安はペダルを踏む足が自然に伸ばしやすいこと、膝が軽く曲がっていることです。視界の広さなども考慮しながら、前後と高さを調整します。
・ミラーの角度
続いてサイドミラーやリアビューミラーが適切な角度に設定されているかについても確認しましょう。サイドミラーの適切な角度は、運転席に座った状態で、車側面がミラーの内側1/4に映っていることです。リアミラーは後方の視界が最大になるように位置を調整します。
ポイント2――交通ルールの再確認
もしかすると運転をしていないうちに交通ルールの変更や更新があったかもしれません。近年はスマホの使い方やあおり運転などについても厳しくなっています。インターネットなどで、交通法規の変更などをしっかりチェックしておきましょう。
参考)道路交通法の改正のポイント 一般財団法人 全日本交通安全協会
https://www.jtsa.or.jp/new/koutsuhou-kaisei.html
ポイント3――緊急時の対応の確認
ロードサービスの連絡先もチェックしておきましょう。車両の保険やロードサービスの連絡先をいつでもチェックできるようにしておくと、いざという時に役に立ちます。
参考)ロードサービス内容 | JAF
https://jaf.or.jp/common/about-road-service/contents
ポイント4――基本メンテナンス
久しぶりに運転を再開する際は、以下の車の基本的な部分が正常かをチェックします。自分でチェックが難しい場合はガソリンスタンドや自動車整備工場などに相談しましょう。
・ライトとブレーキ
出発前にすべてのライト(ヘッドライト、ブレーキライト、方向指示器など)が正常に動作しているか確認します。またブレーキの反応もチェックしましょう。
・オイル
長期間放置されたオイルは劣化している可能性があり、エンジンの性能に悪影響を与えることがあります。エンジンオイルのレベルと品質をチェックし、必要であれば交換することも考えましょう。
・タイヤの空気圧
空気圧が不適切であるとタイヤの摩耗や、燃費悪化の原因となります。
ポイント5――短い距離からスタート
久しぶりの運転では、焦らずに段階的に運転に慣れるようにすることが大切です。最初は近場を目的地にして、短い距離のドライブからスタートし、運転感覚を取り戻すことをこころがけましょう。
まとめ
久しぶりの運転の際は念入りな準備と慎重な運転が求められます。メンテナンスや点検などをしっかり行って、近場のドライブから徐々に慣れていくようにするのがポイントです。