冬の朝でも慌てない！フロントガラスの凍結を防ぐ方法と解氷のコツ

寒い冬の朝、夜間の冷え込みで車のガラス一面に霜や氷の膜が張り付いてしまうことがあります。朝の忙しい時間帯に氷を削り落とすのは手間がかかり、とても大変です。

そこで、今回はフロントガラスの凍結を防ぐための予防策と、凍ってしまった際にガラスを素早く解氷するコツをご紹介していきます。

前夜のひと手間で凍結を減らす

まずは、前の晩にできる凍結予対策を見ていきましょう。

◇不凍ウォッシャーを使用する

寒冷地向けの不凍ウォッシャー液がありますので、夜のうちにフロントガラスへ吹き付けておくのがおすすめです。アルコール成分のおかげでガラス面が凍りにくくなり、翌朝の霜を軽減できます。

・古河薬品工業 寒冷地用ウインドウォッシャー液

www.amazon.co.jp/dp/B007FKGOG2

◇撥水再施工

ガラス面に汚れや油膜が残っていると水滴が付着しやすく、それが凍結に繋がります。そのため、フロントガラスに撥水コーティング剤を再施工し、汚れや油膜を除去しておくことも凍結防止に有効です。専用クリーナーで油膜を落としてから撥水剤を塗布し、できるだけ霜や氷が付きにくい状態にしておきましょう。

・SurLuster(シュアラスター) ゼロウィンドウ リセット&コート

www.amazon.co.jp/dp/B07NPN1JJT

◇凍結防止シートを活用

夜間駐車時にフロントガラス全面を覆う凍結防止シート（カバー）を装着しておくのも効果的です。ドアに挟んで簡単に固定できる商品もあるため、手軽に導入できます。

・PENGUINFLY フロントガラスカバー

www.amazon.co.jp/dp/B0DPD9FB8S

朝の解氷のコツ

フロントガラスが凍っていても、以下のような正しい解氷方法を知っていれば、短時間で氷を溶かして安全に出発できます。

◇アルコール系スプレーの利用

解氷スプレー（アルコール系スプレー）を活用すれば、フロントガラスの氷を素早く溶かせます。使い方は簡単で、凍ったガラス面にまんべんなく吹き付けるだけです。

・ウイルソン 超解氷トリガー900

www.amazon.co.jp/dp/B00PWCQ9D8

◇デフロスターの活用

霜や曇りに対処できる、車のデフロスター機能を活用するのもおすすめです。エアコン操作パネルにある、扇型に三つの波状の矢印があるマークが目印です。解氷スプレーと併用すれば、より効果的にが解氷できます。

◇破損防止のための注意点

注意点として、フロントガラスが凍っている時に、お湯をかけるのはガラスが割れる危険があるためやめましょう。またドアが凍り付いて開かない時に、力任せに引っぱるのも禁物です。無理に開けるとゴム製のドアシール（パッキン）を破損させる恐れがありますので、解氷スプレーを使って氷を溶かすようにしましょう。

まとめ

フロントガラスの凍結予防のためには、前夜に不凍ウォッシャー液を利用したり、撥水コーティングや凍結防止シートを活用するのが効果的です。また解氷スプレーなどを常備しておき、寒い朝も安全かつスムーズに出発できるようにしておきましょう。