冬到来！駐車場に使う融雪剤・凍結防止剤の種類やおすすめ商品

車のスリップ対策として道路や駐車場に散布することで、雪をとかしたり路面凍結を防止できるのが融雪剤・凍結防止剤です。寒波対策として本格的な冬になる前に家に備えておくと安心です。

今回はその選び方や通販で買えるおすすめ商品をご紹介いたします。

融雪剤・凍結防止剤の種類や選び方

融雪剤や凍結防止剤とは、降り積もった雪や路上の氷を効率よく溶かすための薬剤です。まずは仕組みや選び方をチェックしていきましょう。

◇融雪剤・凍結防止剤の仕組み

塩化カルシウムなどの化学物質を使い、雪や氷の凝固点をさげて凍りにくくする仕組みです。使い方は雪が積もっているところに直接撒いて溶かしたり、あるいは雪が降りそうな時や雨で路面が凍りそうな時にあらかじめ撒いて凍結を防止します。

◇成分次第で車に影響がでることに注意

融雪剤・凍結防止剤は塩化カルシウムや塩化マグネシウムなど塩素化合物を成分とするタイプと、塩素化合物を使わないタイプがあります。車や庭の設備、植物やペットなどに影響を与えてしまうかもしれないので、安全性によく配慮して成分を選びましょう。

効果が高いのは塩素化合物を使っているタイプですが、車に直接撒くと金属パーツのサビや腐食の原因になるので注意が必要です。一方で尿素やカルボン酸など非塩素性化合物を主成分としたタイプは安全性が高いのが特徴。ただしアンモニア臭などが発生したり、やや効果が落ちる面があります。

◇散布方法のちがい

固形の粉タイプが一般的ですが、最近は液状になっていてジョウロなどでさっと撒けるタイプもあります。液状タイプは価格がやや高いものの、埼玉などそれほど頻繁に雪の積もらない地域はこうした使いやすいタイプを選ぶのもよいでしょう。

通販で買えるおすすめの商品をチェックしていきましょう。

◇讃岐化成ロードクリーン粒状25kg RCG25

www.amazon.co.jp/dp/B00SXQCN9O

容量25kgの塩化カルシウムを使った融雪剤・凍結防止剤。大容量で道路や広い場所に撒きやすいのが特徴です。ただし車などの金属に直接撒けないことや、ペットのやけどなどによく注意して使いましょう。

◇古河薬品工業凍結防止剤コオランブルー5L HTRC3

www.amazon.co.jp/dp/B006B07O2K

こちらは液状タイプの凍結防止剤です。金属やゴム、プラスチック、ペットなどに優しい成分でできている点もポイント。寒波などが来ている時やマイナスの気温になる前日に駐車場周辺に撒いたり、凍りやすい階段などに撒いて使用します。

◇みやちゅう凍結防止融雪剤凍結してもササっと安心(無塩) 2L

www.amazon.co.jp/dp/B079NCN8DH

こちらは保存に便利なペットボトルに入った固形タイプです。こちらも安全性の高い無塩タイプです。

今回は冬場の凍結や雪が積もった時などにおすすめな融雪剤・凍結防止剤をご紹介しました。車のスリップ対策として、駐車場や玄関先に撒くことで凍結を予防できます。

ただし塩素化合物が含まれているタイプは、効果は高いものの車などの金属に使用するとサビや腐食の原因になるので直接撒かないように気をつけておきましょう。