初心者ドライバーが整備・メンテナンスのためにまずそろえておきたい工具とは？
車を利用していると一部のパーツがちょっと外れてしまったとか、ボルトが緩んでしまったとか、いちいち修理に持っていくほどではない、ちょっとしたトラブルもあるかと思います。そのような時にさっと自分で対処できるように、車を持ったら一通りの工具はきちんと揃えておきたいもの。
今回は車の初心者が最低限必要な工具をご紹介いたします。車に関わらず家のDIYなどでも必要になる基本的な道具ばかりですので、もし家にないものがあったらすぐに揃えておきましょう。
目次
基本工具その1——ドライバー
ドライバーなら家にある人も多いのではないでしょうか。車のメンテナンスではプラスドライバーのサイズ2番（６mm）が最もよく利用します。できればこのサイズだけはセット用品ではなく、しっかりとしたグリップのものを買うのがおすすめです。
- 「ＫＴＣ ソフトドライバ クロス貫通タイプＮｏ．２ D7P2-2」
www.amazon.co.jp/dp/B004OCOQ1O
KTCは日本を代表する総合工具メーカー。プロからホビーユーザーまで誰でも使いやすい工具が揃っています。プラスドライバーはこのような高品質のものを一本持っておくのがおすすめです。
- 「Kingsdun ドライバーセット」
www.amazon.co.jp/dp/B077P6N1YQ
こちらは９本セットの商品。ドライバーを１本も持っていないならまずこちらから。
基本工具その2——ラチェット＆ソケット
車のあらゆる箇所で使用されている六角ボルト・ナット。その工具は、主に以下の３種類があります。
・スパナ（以下基本工具その３参照）——端がC型になっているタイプ。少し取り回しがしにくいが、狭い場所のボルトも扱える。
・メガネレンチ——端がO型になっているもの。ボルト全体をつかんで回すため、スパナよりも力を入れやすい。
・ラチェット（上の写真）——ソケットを装着して使う。「締める・緩める」のどちらか一方の回転を空回りにできるため、回すたびにいちいちボルトから外す必要がなくスピーディーに作業ができる。
車のボルトは8、10、12、14mmがほとんどなので、このサイズのソケットが揃っていれば、基本的にあまり問題が生じません。
- 「トネ(TONE) ソケットレンチセット(6角・ホルダー付) SHCH3080 差込角9.5mm(3/8″)」
www.amazon.co.jp/dp/B00KNMROA4
基本工具その3——スパナ、メガネレンチ
スパナやメガネレンチも、ラチェットと同じようにボルトやナットを回す工具です。上記写真のようなオープンエンドタイプを一般的に「スパナ」と呼びます。メガネレンチはO型になっているタイプです。
場所によってはラチェットが入らない場所もあるので、やはりスパナも8～14mmのサイズをそろえておきましょう。
- 「SUN UP コンビネーションレンチ 6丁組」
www.amazon.co.jp/dp/B00FB91SLK
こちらのような一端がスパナ、一端がメガネレンになっている「コンビネーションレンチ」が便利です。
基本工具その4——ラジオペンチ
ラジオペンチは先端が細くなっているペンチのこと。ものを強力につかむことができ、先端が細いためノーマルのペンチより針金を曲げるなどといった細かい作業ができます。また根の部分が刃になっているので、コードを切断することなども可能。
- 「SK11 FGラジオペンチ JIS バネ付 R-150F」
www.amazon.co.jp/dp/B003NVFQC0
とりあえず最初はこのような1000円前後くらいのものがおすすめです。
- 「ホーザン(HOZAN) 斜ニッパー」
www.amazon.co.jp/dp/B0028DH9QK
ニッパーは「切る」専門の工具です。余裕があればこちらも用意しましょう。
基本工具その5——その他生活でもよく使う工具をチェック
生活でもよく使う以下の工具は、車のメンテナンスでもよく使いますので、しっかり揃えておきましょう。
・ハサミ
・カッターナイフ
・ビニールテープ
・メジャー
・六角棒レンチ
・軍手
まとめ
今回は車初心者の人のために、メンテナンスの基本的な工具をご紹介しました。
ドライバーからペンチまですべてが揃っている便利な工具セット一式を買ってしまうのも良いですが、あまりメンテナンスに必要のないものが入っていたり、一つ一つの品質があまり高くないこともありますので、よく使う工具は個別に買うほうがおすすめです。
休日の機械いじりはとてもいい気晴らしになります。日頃お仕事でPCやスマホなど、デジタルなものばかりを見ている人は、きっといろいろな発見があって面白く感じるはず。ぜひ道具を揃えて、次の週末などにチャレンジしてみましょう。
