初心者ドライバーが安全のために気をつけること!事故を予防する方法とは?
今回は免許取りたての初心者ドライバーに向け、車の運転で注意しなければいけないことをご紹介していきます。初心者のみならず、しばらく運転をしていなかった人、車の運転を忘れてしまっている人も、この機会にしっかり基本をチェックしていきましょう。
目次
路上に出る前のチェックポイント
まずは出発前の注意点、チェックしておきたいポイントについてご紹介していきます。
◇正しい姿勢をとる
座席がしっかりと体に合っていることは、ドライブ中の集中力の維持に欠かせません。以下の3つを順にチェックしていきましょう。
・シートの位置と高さ
シートに深く座り、左足をフットレストの上に置いてみた時に、膝がしっかり曲がっているかどうかをチェックしましょう。
・ハンドルの高さ
ハンドルを握って、肘が少しだけ曲がっているくらいがもっとも運転がしやすい高さです。
・ミラーの調整
座席の位置を決めてから、後続車がバックミラーの真ん中にしっかり映るように角度を調節しましょう。
◇さまざまな車の操作方法をリハーサルする
実際の車は、必ずしも教習所の車と操作が同じとは限りません。ですので発進する前に、車の操作を必ず一通り確認しておきましょう。
さらに目的地までのルートをイメージしながら、適切な操作を一つ一つリハーサルしてみるのも効果的ですよ。
運転中に気を付けること
次はドライブ中に注意したいことを3つご紹介いたします。
◇極力大通りを選ぶ
大通りは速度が出るため避けようとする人も多いですが、実は対向車とも距離を取って走れるので、運転しやすい傾向があります。一方で人通りの多い細い道は、歩行者や自転車、原付バイクなどが突然飛び出してくることが多くなります。また逆に歩行者に気を取られすぎて、前の車と接触してしまうといった危険もあるので注意しましょう。
◇高速道路
初めての高速道路はとても緊張するもの。「進入」「車線変更」「車間距離」の3つを押さえておきましょう。本線に進入する時は70~80km程度のスピードで入ります。慣れるまでは車線変更はやめておきましょう。どうしても車線変更しなければいけない時は、必ずウインカーで合図を出し、後方の安全確認をきちんと行うことが大切です。
高速道路では、一般道よりも車間距離を長く取ります。前の車がある地点を通過してから、「1……、2……、3……」とゆっくり3秒を数えて、それから自分の車が通過するくらいが適度な距離と言われています(一般道では2秒)。
◇駐車
目的地に到着しても、しっかり駐車するまでは気は抜けません。駐車は運転に慣れている人でも苦手とするアクションですので、特に初心者は慎重に行いましょう。バック駐車にすれば車を出す時に楽ですが、車の横幅の感覚を掴みづらい時は、無理にバック駐車にする必要はありません。なにより慌てないこと。一度に入れようとせず、何度も切り返していいので、ゆっくり入れていきましょう。
まとめ
今回は初心者ドライバーが気を付けたいことをご紹介いたしました。慣れないうちは、操作ミスが起こりやすくなりますし、ちょっとしたことでもパニックになりやすいもの。「こういう時はこうする、こうなった時はこうする」と、実際に走り出す前に、目的地までに起こりうるさまざまな場面を想定して、入念にリハーサルをしてから出発しましょう。