夏の運転の注意点!安全と快適性を両立する5つのポイント
夏のドライブは暑さや太陽の眩しさ、豪雨による視界不良などさまざまな問題が起こる季節です。
適切な対策をとって、夏のドライブを安全かつ快適にしていきましょう。今回は夏の運転時に注意したい5つのポイントをご紹介いたします。
目次
注意点1――温度管理
夏の日差しは車内の温度を急速にあげます。
熱中症のリスクが高まるだけでなく運転の集中力も低下しますので、適切にエアコンを使用しましょう。
エアコンの温度設定は24~26度くらいが最適です。
吹き出し口の向きも重要で、直接肌に冷風が当たらないようにして、冷え性などの体調不良を防ぎましょう。
エアコンをつけたまま長時間運転すると車内が乾燥しやすいため、適宜水分補給なども忘れないようにしましょう。
運転前に車内の換気を行うことも有効です。
エンジンを始動した後はエアコンをすぐに使うよりもしばらく窓を全開にして走行するほうが、車内にこもっている熱気を早く排出できます。
参考)夏の駐車時、車内温度を最も早く下げる方法は?(JAFユーザーテスト) | JAF
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/lowering
注意点2――太陽の眩しさ対策
夏は、太陽の眩しさやダッシュボードに反射する太陽光で視界が悪くなることにも注意が必要です。ダッシュボードの色や材質によっては反射が強く、運転を困難にすることもあります。
適宜サングラス、サンバイザーなどのアイテムを使うことを考えましょう。
注意点3――豪雨時の運転
また夏の突然の豪雨で視界が極端に悪化することもあります。
豪雨時にどうしても運転しなければいけない時は、ヘッドライトとワイパーをしっかり使用してスピードを落とし、十分な車間距離を保ちながら運転しましょう。
注意点4――タイヤのチェック
夏の暑さはタイヤにも大きな影響を与えます。高温になるとタイヤの空気が膨張し、適正な空気圧をこえてしまう可能性があるのです。
タイヤの適正な空気圧は乗用車であれば220kPa前後ですが、車種やタイヤの種類により適正な空気圧は異なります。
運転席側のドア付近に空気圧表示シールが貼られていますのでそれを確認しましょう。
空気圧を調べるには、ガソリンスタンドや自動車専門店に設置されているエアタンクを使います。
多くの場所で無料または少額の料金で利用でき、ダイヤルやデジタル表示で現在の空気圧を簡単に確認できます。
もし空気圧が低かったらエアタンクのホースをタイヤのバルブに接続し、適切な圧力になるまでエアを注入します。
空気圧が高すぎるならバルブの中心部を軽く押すことで空気を抜きます。
注意点5――こまめな水分補給
夏場は体内の水分が急速に失われるため、通常時よりもこまめに水分を摂ることが大切です。
脱水症状は頭痛やめまい、疲労感などの体調不良を引き起こし、運転中の集中力低下や判断力の鈍化につながることもあります。
車内には常に飲料水を用意して、こまめな水分補給を行いましょう。
冷たい水だけでなく、常温の水や経口補水液などもおすすめです。
まとめ
今回は夏の運転時に留意すべき5つのポイントをご紹介しました。
これらを心掛けることで夏の運転も安全かつ快適に楽しむことができます。ぜひ以上のポイントを見直して夏本番に備えましょう。