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子供が車酔いする!効果のある飲み物や飲むタイミングは?

 

家族とドライブに行きたい。でも子供が車酔いしてしまう……。

 

ということに悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。車酔いをするのは、お子様の方が多い傾向がありますよね。今回はなぜお子様が車酔いをしてしまうのか、その原因や対策法についてご説明していきます。ご家族との楽しい思い出作りのためにぜひ参考にしてください。

 

車酔いしてしまう原因について

車酔いの原因は主に3つです。

 

参考)一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会:乗り物酔い – 子どものみみ・はな・のどの病気 Q&A

http://www.jibika.or.jp/citizens/kids_entqa/memai.html

 

◇三半規管の不調

一番の原因は、乗り物の揺れが不規則に繰り返されるため、内耳にある三半規管を刺激してしまうせいです。三半規管が不調になると、自律神経や平衡感覚の乱れを引き起こし、不快感やストレス・不安などに繋がってしまいます。特に子供は感覚が敏感ですし、不安感のコントロールも苦手。だから大人よりも酔いやすい傾向があるのです。

 

◇体調不良

また睡眠不足や体調不良による、自律神経の乱れも原因となります。車に乗る前日から体調をしっかり整えておくことも大切です。

 

◇車のにおいなども

また車内のにおいが関係していることも原因となります。特に子供は排気ガスやガソリンのにおいが大人よりも苦手な傾向があります。時々窓を開けたり、よく換気してあげることも心がけましょう。

 

 

車酔いに効く食べ物や飲み物

続いて車酔いに効く食べ物や、飲み物をご紹介します。ポイントは三半規管の調子を整えてくれるもの、消化を活発にしてくれるものを選ぶことです。

 

◇三半規管の調子を整えてくれる食べ物

昔から梅干し、するめ、ガムなどが乗り物酔いに効くことはよく言われています。酸っぱい食べ物や、よく噛んで食べる食べ物は、唾液の分泌を促して、三半規管の調子を整えてくれるからです。酸っぱくてお子様も食べやすいお菓子として、昔から定番の「ハイレモン(明治製菓)」などもおすすめですよ。

 

◇消化の良い物

また消化を良くしてくれる食事をすることも車酔いに効果があります。特におすすめなのが、ショウガです。ショウガに含まれる「ジンゲロール」という成分が胃液の分泌を促し消化不良を改善してくれます。出発前にショウガ湯を一杯飲んだり、車内でショウガ飴を舐めたりすると効果が期待できます。

 

食べ物以外の対策

食べ物以外に気を付けたいことは、服装、ツボ、座席の3つです。

 

◇服装はゆったりとしたものを

きついベルトなどで体が締め付けられていると酔いやすくなると言われています。

 

◇乗り物酔いに効くツボを覚えておこう

乗り物酔いに効くとツボとして、手首中央から3cmほど肘の方にある「内関(ないかん)」、それから内関の裏側にある「外関(がいかん)」というツボがよく効くと言われています。痛気持ちいいくらいの強さで、ゆっくり呼吸しながら押していきましょう。

 

参考)

  • 内関(ないかん):PC06 つぼ・反射区/ツボマスター

https://www.tsubomaster.com/%e5%86%85%e9%96%a2_%e3%81%a4%e3%81%bc

  • 外関(がいかん):TE05 つぼ・反射区/ツボマスター

https://www.tsubomaster.com/%E5%A4%96%E9%96%A2_%E3%81%A4%E3%81%BC

 

◇助手席に乗る

「運転している人は酔わない」と言いますが、その理由は、見ている風景と、車の揺れがズレていないためです。だから前方がよく見える助手席の方が、酔いにくくなります。

 

 

まとめ

今回はお子様が車酔いをしてしまうことでお悩みの方に、その対策についてご紹介してきました。

 

「酔わないように!酔わないように!」とあまり考え過ぎると、それがストレスになってしまうこともあります。「気分が悪くなったら、みんなでちょっと休憩しよう。いつでも言ってね。」と周囲も協力してあげることも大切です。家族旅行は、目的地だけが思い出なのではありません。途中で立ち止まってしまうことも、それはそれで家族の絆を強めてくれる大切な時間。

 

そしてそんな場所に、むしろ家族のみんながずっと忘れられない風景が広がっているかもしれません。