家計の状況に合わせた賢いカーリース会社選びの、3つのポイント
現在カーリースを使って新車を手に入れることは、かなり一般的なことになりました。リース会社も、様々な家計状況に合わせた多くのプランやコースを展開しています。
でもサービスが多くなり過ぎると、今度は逆に、「選ぶ基準がわからない」ということになってしまう人もいらっしゃることでしょう。
押さえるべき基本的なポイントは、3つ。
・契約期間
・メンテナンスサービスの有無
・契約満了後の選択肢
今回はリース会社やプランを選ぶポイントとして、まず最初に確認したいこの3点を順にご紹介いきます。
目次
チェックポイントその1――契約期間の長さ
Photo by Dan Meyers on Unsplash
カーリースを利用する上でもっとも重要なポイントは契約期間です。
だいたい「3年、5年、7年」から選べるパックが一般的。長くすればするほど月々の料金はお得になる傾向があります。収入の変動が毎年大きい人、生活環境が変わりやすい人は短くした方が良いですが、収入が安定しているならば長めにして、お得に利用しましょう。
それから、万が一のために中途解約についての制限もチェックしておきましょう。原則として契約期間中の解約はできない決まりですが、リース会社によっては「2年経過後から中途解約が可能」などといったように、一定年数経過後の中途解約が許可されているケースもあります。先の家計状況などがわからない場合は、中途解約についての制限がゆるめに設定されているものを選べば安心です。
チェックポイントその2――メンテナンスサービスの有無
メンテナンスサービスの有無は、月々のリース料に大きく影響します。サービスの範囲が広いほど料金は高くなりますが、その分管理が楽になります。
リース料に税金は含まれるか、車検代は含まれるか、定期点検は含まれるかなど、サポートの範囲はプランによってさまざま。さらにリース会社によってはタイヤやバッテリー、ブレーキパッドの交換といった細かいメンテナンスまで含まれているパックがあるところも。どのレベルまでのメンテナンスをしてもらいたいかを考えて選んでいきましょう。
チェックポイントその3――契約終了後の選択肢
カーリースは新車をリース会社から借りて、毎月リース料金を支払って利用する契約です。家で言えば、賃貸のようなもの。だから契約が満了になった時には返却をするわけですが、実はその時に、車両代を支払うことでその車の買取ができたり、そのままもらえたりするコースなどもあります。
買取や再リースなど、契約満了時の選択肢がどれくらい多いかについてもしっかりチェックしましょう。
まとめ
今回はカーリース会社選びをする際の、まず必ずチェックすべき基本ポイントを3つご紹介いたしました。
色々なプランにちょっと目が回ってしまうかもしれませんが、まずは本質的なこの3点を明確にし、それから、さまざまなリース会社のパックプランの詳細を比較していくとよいでしょう。
きちんと家計に見合ったカーリースを選ぶことができれば、将来はむしろ家計を助けてくれるような、そんな素敵なカーライフが待っています。会社に問い合わせたり、知り合いに相談したりしながら丁寧に選んでいきましょう。