愛犬の車酔いを防ぐには?効果的な予防と対応策
愛犬と一緒にどこかへドライブするのは車の楽しみの一つですが、ペットが車酔いをしてしまうことがあります。今回は愛犬の車酔いの原因と、対処方法について解説します。
目次
愛犬の車酔いの原因や症状
まずは愛犬が車酔いをする原因と、どのような症状に注意すべきかをチェックしましょう。
◇犬の車酔いの原因
犬が車酔いをする一番の理由は、人間と同じように車の揺れにあります。急カーブや急ブレーキなどで揺れが強くなると、犬の内耳にある平衡感覚を司る器官が刺激されて酔いにつながってしまいます。また芳香剤などのにおいも影響することがあるので注意しましょう。
◇車酔いの初期症状
犬が車酔いの状態になり始めた時、落ち着きをなくした行動が増えます。具体的には過度のよだれや、あくび、鳴き声などが増えることです。これらの症状が見られたら少し車を停めて様子を見た方がよいでしょう。
◇車酔いが進行した時の症状
車酔いが進行している時は、犬の異変はもっと目立ったものとなります。たとえば車内で位置を頻繁に変えるようになったり、ぐったりしていたり、体を震わせていたりするようになります。こうした様子が見られたら、嘔吐してしまう前に休憩をとるなどの対処が必要です。
愛犬の車酔い対策
愛犬が快適にドライブを楽しめるように、車酔いの対策や予防方法をご紹介します。
◇予防薬
獣医師に相談して、ペット用の酔い止め薬を用意してもらうことが一つの方法です。ただし服用方法などはきちんと医師の指示に従いましょう。
◇運転方法
運転方法によく気を付けることも対処方法の一つです。急加速や急ブレーキを避け、できるだけ車が揺れ過ぎない運転を心がけましょう。
◇車内環境
窓を少し開けることも効果が期待できます。車内に新鮮な空気が流れて犬がリラックスしやすくなるためです。またお気に入りの毛布やおもちゃを置くことで落ち着きやすい環境を作ってあげるのもおすすめです。
◇車酔いになった時の処置
もし愛犬が車酔いしてしまった場合は、まずは安全な場所に車を停めましょう。車外に出て、少し歩かせたり気分転換をさせてあげるのが効果的です。
まとめ
愛犬が車酔いをしてしまう原因は、人間と同じように車の揺れやにおいなどです。落ち着きをなくすといった車酔いの症状が見られる時は、酔い止め薬の使用や、愛犬がリラックスできる車内の環境作りなどが大切になります。なかなか症状が改善しない時は、適切なケアについて獣医師に相談することを検討しましょう。