愛車をぴかぴかに!ワックスがけの方法や注意点について
車に新車のような輝きをよみがえらせるワックスがけ。塗装を保護して、汚れや水分が付きにくくする効果もあります。
しかしワックスがけの効果をしっかり得るためには、単にワックスを塗るだけではなく、その方法や注意点を知ることも大切です。今回はワックスの選び方や正しい塗り方、そしてワックスがけの注意点について解説します。
目次
ワックスがけの方法・手順
ワックスがけは、車を美しく保ちながら、塗装を保護したり細かい傷を目立たなくさせる効果があります。以下で、その方法と手順について見ていきましょう。
◇準備
まずは適切なワックスをしっかり選ぶことが大切です。種類は大きく「固形」「半練り」「液体」の3種類に分かれています。固形ワックスはツヤが出やすいですが、施工に時間と手間がかかります。一方で液体タイプは施工が簡単ですが、ツヤや光沢がそれほど強くはありません。半練りワックスが固形のツヤと液体の使いやすさを兼ね備えていて、初心者も作業がしやすくおすすめです。
また選ぶ際は濃色淡色など、ボディの色に合ったタイプのワックスであるかもよく注意しましょう。それからワックススポンジと拭き取り用のクロス、汚れないようにゴム手袋やエプロンなども用意すれば準備完了です。
◇洗車
最初に洗車をしっかり行っておくことが大切です。車を水で十分に濡らした後に、カーシャンプーを使って優しく洗い、泥や汚れを取り除いていきましょう。洗車後は水分を拭き取って、車が完全に乾燥してからワックスがけを行っていきます。
◇ワックスの塗布と磨き
以上の準備が整ったら、実際にワックスを塗っていきます。
ステップ1:ワックスを取る
まずスポンジでワックスを均一に取ります。ワックスは少なめにスポンジにつけることが大切です。
ステップ2:縦方向に塗っていく
まず縦方向にワックスを塗って伸ばしていきましょう。ボディを50cmくらいの正方形の範囲に区切って、その一つ一つを順番に進めていくとムラが出にくくなります。
ステップ3:横方向に塗っていく
縦方向にすべて塗ったら、続いて横方向に重ね塗りしていきましょう。ドアなどのパーツは、上から下に塗り、次に横に塗り重ねていきます。この縦と横の塗り方をすると、均一で美しい仕上がりになります。
ステップ4:拭き上げ
ワックスを適度に乾燥させてから柔らかい布で軽く拭き上げていきます。最後に均一に伸ばすようなイメージで拭くと仕上がりがよくなります。
ワックスがけの注意点
ワックスがけの際は、以下の点によく注意することで効果がアップします。
◇注意点1:塗布量
ワックスの使いすぎに注意しましょう。量が多いと輝きにムラが出てしまいます。ワックスは取り過ぎず、薄く均等に塗布していくのがポイントです。
◇注意点2:天候と環境
ワックスがけは、できるだけ穏やかな天候の日に行うのがベストです。直射日光の下ではワックスが早く乾きすぎてしまい、均等に塗布するのが難しくなります。
まとめ
ワックスがけは愛車を保護し、美しく保つための重要なメンテナンス作業です。適切な手順と方法でワックスがけを行って、愛車をぴかぴかに仕上げていきましょう。