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成人年齢の引下げ。カーリースは18歳、19歳でも契約できる?知っておきたい注意点

 

2022年4月に成人年齢の引下げが行われ、日本で成人と認められる年齢は18歳以上になりました。ローンや携帯電話などの契約の際、親の同意が必要なくなることが定められています。

 

最近は毎月一定額で車を利用できるカーリースが多くの人たちから人気になっていますが、カーリースの契約も18歳や19歳の人は親の同意なしで契約できるのでしょうか? 

 

今回はその点についてのご説明と、若い人がカーリース契約を結ぶ際の注意点についてご紹介いたします。

 

 

成人年齢引き下げとカーリース契約

 

明治時代から続く成人年齢を20歳としていた民法が、2022年の4月から変わりました。2022年4月1日以降18歳、19歳の人も成人と定められるようになっています。

 

それによって変わったことと、カーリースの契約についてチェックしていきましょう。

 

◇成人年齢引下げによって変わったこと

今後は18歳や19歳の人が一人でさまざまな契約を行えるようになります。高額商品のローン、クレジットカードの契約、携帯電話の契約、一人暮らしの部屋を借りる契約などです。さらにパスポートの取得や、結婚なども18歳以上であれば親の同意を必要としなくなります。

 

参考)民法改正 成年年齢の引下げ – 法務省

https://www.moj.go.jp/content/001300586.pdf

 

◇カーリースの契約

同様に考えて、カーリース契約においても親の同意は必要なくなっていると言えます。とはいえ改正が行われてまだ日が浅いことや、トラブル回避といった観点から親の同意を確認するリース会社があっても不思議ではありません。

その点について心配であれば、まずはリース会社に問い合わせてみるのがおすすめです。

 

 

契約前の注意点

 

18歳、19歳の人がリース契約を申し込む際の注意点をしっかりチェックしておきましょう。

 

◇あとから契約の取り消しはできない

親の同意が必要なくなった一方で、責任も生じていることに注意しましょう。あとから契約の取り消しはできませんし、中途解約などもできません。

やはり一人で判断せずに、契約前には親をはじめとする社会経験の豊富な人に一度相談してみるのがおすすめです。若いうちはライフスタイルの変化も起こりやすいことも踏まえて、慎重に契約を進めていきましょう。

 

◇18歳、19歳は審査に通りにくい

注意しなければいけないのは、親の同意は必ずしも必要なくなったとしても、契約前にはリース会社の審査があり、その審査に通らなければ契約ができない点です。

 

審査でチェックすることはきちんと毎月の支払いが行えるかということです。したがって比較的審査で有利になりやすいのは収入が安定している正規雇用者や、勤続年数の長い人です。その点で考えると、やはり若い人や学生は審査に通りにくい傾向があると言えます。

 

安定した収入がない人は連帯保証人などを付けることで審査に通りやすくなります。つまり法律は変わっても、契約の際に親などに連帯保証人を頼まなければいけなくなるケースも少なくないことは頭に入れておきましょう。

 

 

まとめ

2022年4月に成人年齢の引下げが行われ、リース契約に際しても親の同意は必ずしも必要となくなっています。

ただしリース契約の前には審査があり、若い人は支払い能力の面で審査に通りにくいことやトラブル回避のために、結局親などに保証人になってもらうなどの手続きが必要となるケースが多いことは頭に入れておきましょう。

 

また、現在は改正からまだ日が浅いためリース会社の対応はすべて同じとは限りません。親の同意が必要かについて心配であれば、まずはリース会社に問い合わせてみるのがおすすめです。