手軽に滑り止め対策！スプレー式タイヤチェーンのメリットと選び方

冬の突然の雪に備える手段として、タイヤに吹き付けるだけで滑り止め効果を発揮する「スプレー式タイヤチェーン」があるのをご存じでしょうか？　

タイヤチェーンのような装着作業が不要で、スプレー缶一本でグリップ力を向上できる手軽さが魅力です。以下で、スプレー式タイヤチェーンの選び方のポイントと、人気のおすすめ商品をご紹介します。

スプレー式タイヤチェーンを選ぶ際の3つのポイント

まずは、スプレー式タイヤチェーンを選ぶときに注目したいポイントを見ていきましょう。

◇制動力

スプレー式タイヤチェーンでまず重視したいのは、タイヤと路面の密着度、つまりグリップ力です。製品によってグリップ力や持続力が異なるので、購入前には説明書きにある走行可能距離やテストデータをよくチェックしましょう。

◇樹脂・溶剤の種類

性能は成分によって大きく左右されます。多くの製品は粘着性樹脂を主成分としていますが、天然樹脂を使ったものであれば、タイヤを傷めにくく環境にも優しいのが特徴です。また、特殊ポリマーなどを配合している製品は、より強力なグリップ効果や持続力を発揮します。

◇使いやすさ

スプレー一本で何本のタイヤに使えるかや、耐久性などをよくチェックすると、使い勝手の良い製品が選べます。またノズルなどが付属していれば、タイヤハウスに隠れている部分や奥側にもスプレーが吹き付けやすいのでおすすめです。

通販で手軽に購入できる、人気のスプレー式タイヤチェーンを２点ご紹介します。

◇SNOW GRIP スプレー式タイヤチェーン（450ml）

www.amazon.co.jp/dp/B07KM2Y2JK

寒冷地ノルウェーで開発された天然木材樹脂が主成分のタイヤに優しいスプレーチェーンです。タイヤ表面に吹き付けることでしっかりグリップ力を高め、安全運転をサポートします。1本で約タイヤ20本分使用できる大容量で、効果持続距離は最大約70kmと長持ちします。

◇田村将軍堂いざっ！というときにスプレーチェーン

www.amazon.co.jp/dp/B0BLVFBR9S

1本で普通車のタイヤ10〜15本に使用できる国産のスプレーチェーンです。市街地走行での持続距離は約10km。大雪時の本格走行には向きませんが、緊急時の応急処置として十分な効果を発揮します。

スプレー式タイヤチェーンは、吹き付けるだけで一定の滑り止め効果を得られることから、チェーンの取り付けが難しい状況など、いざという場面での応急処置として役立ちます。ぜひ一本車に常備しておき、冬のドライブを安心して楽しみましょう。

※ただし、スプレー式タイヤチェーンは持続力に限界があるため、大雪の時などには向かないことによく注意しておきましょう。チェーン規制などでも使用できません。あくまでも一時的な対策として利用するようにしましょう。