旅行で山道などを走る時は注意!ロードキルの対処法
ロードキルとは野生動物との接触事故のことです。埼玉も山道などにはタヌキやイノシシなどの動物注意標識がありますので、ロードキルを発生させてしまう危険性があります。あるいは他府県にキャンプや旅行をする時も注意が必要です。
今回はロードキルが発生する原因と、予防や対処法についてご紹介いたします。
目次
ロードキルが起こる原因
まずは動物との事故を起こしてしまう原因を理解しておきましょう。
◇動物の強い光に対応できない習性
猫や鹿などは夜目に強く暗闇の中で物を見分けられる一方、かなり強い光に照らされるとその場に立ちすくんでしまう習性があります。それが原因でロードキルに繋がってしまうことが多いのです。このような動物が多いところを走る時は、スモールランプなどに切り替えるようにしておきましょう。
◇独り立ちしたばかりの動物
親元から離れて独り立ちする動物がロードキルの被害に遭うことがよくあります。また繁殖時期や、冬に備えて動物たちが活発に活動する秋の時期も注意が必要です。
ロードキルの予防と対処法
予防や対処法などについてしっかりと理解しておきましょう。
◇予防
予防のために何よりも大切なのは、時間に余裕を持って運転することです。慌てて運転している時はそのような動物が目に入らなくなってしまいます。事前にスケジュールに気を付けたり、目的地までの道順をチェックした上で出発しましょう。
動物にとって危険であるだけではなく、ドライバー自身も急ブレーキや急ハンドルによって危険にさらされてしまう可能性もあります。ヘッドライトを照らしながら走る時や、「動物注意」の標識がある山間部などを走る時はよく気をつけましょう。
◇起こしてしまったら
ロードキルも交通事故の一つです。したがって運転中に動物と衝突事故を起こしてしまった時は、まずは落ち着いて路肩など安全な場所に停車し、事故の発生を警察へ連絡しましょう。任意保険を使う時に事故証明が必要になるので、事故状況の通報はしっかり行うことが大切です。
まとめ
今回は動物との接触事故であるロードキルについてご紹介いたしました。
夜間などは特に注意して運転する必要があります。
山間部を走る時や「動物注意」の標識があった時は速度を落とし、しっかり注意力を高めて運転しましょう。
もし動物をひいてしまったような時には「物損事故」という扱いとなるため、警察へ通報が必要になることも頭に入れておきましょう。