春のタイヤ交換はいつがベスト?正しい交換手順や注意点

春の気配を感じる頃、ドライバーにとって気になるのがスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの履き替えのタイミングです。交換時期が早すぎて突然の雪に対応できなかったり、逆に遅すぎて冬タイヤを無駄に摩耗させてしまうこともあります。
そこで今回はスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへ履き替えるベストなタイミングや、自分で交換作業を行う際の基本ステップについて解説します。
目次
スタッドレスからノーマルへの交換時期

まずは、スタッドレスタイヤからノーマルに履き替える重要性やタイミングについて確認していきましょう。
◇タイヤの摩耗リスク
冬用タイヤであるスタッドレスは、低温や雪道で最大の性能を発揮するよう柔らかいゴムで作られています。逆に、暖かい春以降の乾いた路面では、摩耗が進みやすくなってしまいます。次の冬までにタイヤの溝が浅くなり寿命が短くなってしまいますので、適切な時期にしっかりノーマルタイヤへ交換することが大切です。
◇タイミングはいつがベスト?
埼玉でスタッドレスからノーマルタイヤへ戻すベストなタイミングは、平野部を中心に3月下旬から4月上旬と言えます。気象庁の平年値では、さいたま市の平均気温は3月8.4℃、4月13.7℃、5月18.6℃と4月から一気に上がっていき、4月の最高気温は19.2℃、5月は23.8℃まで達します。
県内で雪が残りやすい秩父でも雪の平年終日が3月26日、積雪の終日は3月8日ですので、埼玉全体で見れば4月以降は冬用タイヤを履き続ける必要性がほとんどなくなると言ってよいでしょう。
参考)
気象庁|さいたま(埼玉県) 平年値(年・月ごとの値)主な要素
気象庁|秩父(埼玉県) 平年値(霜・雪・結氷の初終日)
交換作業の基本ステップや注意点

自分でタイヤの交換作業を行う場合の基本的なステップと注意点を解説します。
◇step1: 車を確実に停車
まずは平坦で硬い地面に車を停車し、サイドブレーキをしっかりとかけます。タイヤには輪留めも使用して車が動かないようにしっかり固定しましょう。
◇step2: ジャッキアップ
ジャッキを車体の指定ジャッキポイントに当てて車体を持ち上げます。ポイントを誤ると車体を傷めたりジャッキが外れて倒れる恐れがあるので注意します。
◇step3: タイヤの取り外しと取り付け
ジャッキアップ後、ナットを外してスタッドレスタイヤを取り外し、ノーマルタイヤを装着します。取り付けの際は、ホイールをハブにしっかり合わせ、ナットをいきなり強く締めず、対角線順に均等に仮締めします。
◇step4: 接地後の本締めと最終確認
タイヤを装着したらジャッキをゆっくり下ろし、タイヤが接地した状態でナットを対角線順に本締めします。可能であればトルクレンチを使って規定トルクでしっかり締め付けましょう。
まとめ
春のノーマルタイヤへの交換は、埼玉では4月中には行っておくのがおすすめです。交換作業では安全に配慮し、正しい方法でナットを締めることが事故防止につながります。もし自分での交換に不安がある場合は、無理をせずプロに依頼することも検討しましょう。