栃木、群馬、長野を行く日本ロマンチック街道
ドイツにあるロマンチック街道と呼ばれる道をご存知でしょうか。もしかすると学生時代に世界の地理を学んだ際に聞いたことがあるかもしれません。
ノイシュバンシュタイン城への道は中世を感じさせる、ともいわれるドイツのロマンチック街道に引けを取らないほど風光明媚な街道が日本にもあり、日本ロマンチック街道という名前が付けられています。
今回は、その日本ロマンチック街道についてご紹介していきます。
目次
日本ロマンチック街道とは
日本ロマンチック街道は、日本において最もドイツ的景観を持つ街道として、 長野県上田市より群馬県草津町、沼田市を経て栃木県日光市を結ぶ 全長約320kmにもおよぶ街道です。
この道路は国道18、146、145、120から成り立っており、その地域ごとに特色のある風景を楽しむことができる街道なのです。
街道沿いには名所がズラリ
日本ロマンチック街道はただの長い道ではありません。地域ごとに立ち寄って見たい名所が満載です。
観光路線として設定されたルートなので、沿線には上信越高原国立公園、軽井沢、草津温泉、日光国立公園などの国際的な観光地、さらに近世の城下町、温泉町、宿場町、門前町など歴史や風情を感じるスポットも通ることができます。
長野から有名スポットを確認していきましょう。
真田氏の居城の上田城
軽井沢の街並みやショッピングエリア
群馬県に入ると碓氷峠のめがね橋
ロックハート城
吹割の滝
有名どころをピックアップしただけでもこれだけの見どころがあるのです。
1日で走れるけど泊りがけで行くのがオススメ
日本ロマンチック街道は全長320kmと結構長め。
走るだけなら1日で十分ですが、じっくり風情を楽しむのであれば宿泊と併せていきたいですね。
街道沿いには有名な温泉街の草津温泉もありますし、要所要所に宿泊施設があります。
起点と終点の上田や日光から走るルートや、関越道の沼田ICから上田方面や日光方面へ向かうルートなど、色々と考えられます。
ルートによって立ち寄る宿泊先も変わりますから、計画を立てるだけでも楽しいかもしれません。
おわりに
世界は非常に広いですが、日本国内でも海外の雰囲気を味わうことのできるスポットがあります。
まずは国内を制覇する気持ちで日本ロマンチック街道へ訪れてみるのはいかがでしょうか。