梅雨入り前に雨天時の安全運転のポイントをチェックしよう
埼玉をはじめとする関東甲信越地方の梅雨入りシーズンは毎年だいたい6月上旬頃。
最近でいえば20年が6月11日ごろで、21年が6月14日、22年が6月6日でした。
23年は、4月時点の速報では6月7日ごろと発表されています。
参考)気象庁|令和5年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)
https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html
雨の中のドライブは、事故の危険性も高まります。梅雨入り前にしっかりと注意点と対策を確認しておきましょう。
目次
雨天時のドライブでの注意点
雨天時のドライブは、晴れている時と比べてどのような注意点があるのかをチェックしていきましょう。
◇視界不良
やはり雨で気を付けなければいけないのは視界の悪さです。
フロントガラスに雨滴が付着したり、ワイパーの動きで前方が見えにくくなります。
さらに対向車が跳ね上げる水しぶきで視界が遮られてしまうこともあります。
また晴れている時に比べて周囲が暗くなることや、雨天時の湿度の変化によって窓ガラスがくもりやすくなることにも注意が必要です。
◇後方確認
ドアミラーに雨滴が付着して、その確認が難しくなります。
後方の車やバイク、自転車が見えにくくなってしまうことは十分に注意しておきましょう。
◇スリップ
雨が降っている時は車が止まりにくくなり、ブレーキもききにくくなります。
急ブレーキや急ハンドルでスリップして事故につながってしまうことも多くあります。
参考)雨の中でもっとも多いのは、スリップによる事故です。|JAFクルマ何でも質問箱
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-natural/subcategory-heavy_rain/faq317
雨天時のドライブの安全対策
雨天時の注意点を踏まえて、安全対策をチェックしていきましょう。
◇昼間もライトを点灯する
雨で薄暗い時は、昼間でもヘッドライトを点灯させておくことを考えましょう。
ヘッドライトで車の存在が目立ち、他の車や歩行者に気づいてもらいやすくなる効果も期待できます。
◇ウィンドウのくもり対策
ウィンドウがくもってしまう対策にはデフロスターの活用がおすすめです。
これはフロントウィンドウに温風を吹き付けて、くもりの原因である水分を飛ばす機能です。
車種によって異なりますが、主にエアコンパネル周辺に起動ボタンがあります。湯気のように上方へ曲がった矢印が3本あるマークが目印です。
◇入念に後方確認
雨天時は周囲の状況が分かりにくくなることを踏まえ、入念に後方確認や左右の確認を行うように心がけておきましょう。
バック時は、顔を出しながらの後方確認が難しいので、歩行スピードくらいにしっかりと速度を落として運転することが大切です。
◇タイヤ交換
タイヤが摩耗していれば、雨の日のスリップの危険性も高くなります。梅雨に入る前に新しいタイヤに交換しておくことも検討しましょう。
まとめ
今回は梅雨入り前にしっかり確認しておきたい雨天時のドライブの注意点と、対策をご紹介しました。
視界不良になること、後方確認が難しくなること、路面が滑りやすくなることによく注意しましょう。
基本的にスピードは上げずにゆっくり走るように心がけておくことが大切です。