盗難対策をしっかり行おう!対策の重要性と日頃から心がけたいこと
自動車盗難は今日でも深刻な問題です。技術の進歩により手口もますます巧妙化してきています。以下で盗難の現状を踏まえつつ、日常で実践できる防犯対策をチェックしていきましょう。
目次
盗難対策の重要性
まずは盗難対策の重要性を理解するために、現在の状況などについてチェックしていきましょう。
◇いまだ認知件数は多い
警察庁の統計によると自動車窃盗の認知件数は、平成15年(2003年)にピークを迎えた後、技術の進歩や防犯意識の向上により減少傾向にあります。しかし令和5年(2023年)でも5,762件の盗難が認知されています。
この数字は盗難のリスクが依然として存在し、車所有者にとって無視できない問題であることを示していると言えるでしょう。特に人気車種や高価な部品を持つ車両は、新旧問わず盗難のターゲットとなり得ます。
参考)令 和 6 年 3 月 生 活 安 全 企 画 課 自動車盗難等の発生状況 警察庁
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/bouhan/car/2024jidoushatounan.pdf
◇手口も高度になっている
自動車盗難は事前に計画されていることが多くあります。窃盗団は特定の車種やモデルを狙っており、盗難の手口も年々高度になってきています。例えばキーレスエントリーシステムの信号を傍受して車を盗む技術など、高度な技術を駆使した犯行も増加しているのです。
心がけたい日頃の対策
上記の現状を踏まえ、愛車を守るために日頃から心がけたい対策を3つご紹介します。
◇対策1: 駐車時の基本の心がけ
やはり愛車を守るためには、まず駐車時の基本的な心がけが大切です。車から離れる際には必ずエンジンを停止させ、すべてのドアがロックされていることを確認します。急いでいる時などでもしっかりこの基本を怠らないように気を付けましょう。
◇対策2: 駐車場の選び方
盗難のリスクを軽減するためには、駐車場の再検討も重要です。人目に付きにくい場所や、街灯などが少ない場所は被害を受けやすい傾向があります。また自宅の駐車場であっても、ガレージの閉め忘れなどには十分注意しましょう。
監視カメラのある駐車場であれば犯罪を記録できる点で役立ちますし、盗難の抑止にも効果的です。また管理人が常駐している駐車場なども安全性が高いと言えるでしょう。
◇対策3: アイテムなどの活用
盗難防止のためには、ハンドルロックやステアリングロックなどの物理的に防犯ができるアイテムの導入も考えましょう。監視カメラの設置やアラームシステムなどの導入も効果的です。
まとめ
自動車盗難は依然として重要な社会問題ですが、適切な予防策を講じることでそのリスクを軽減できます。駐車時の基本的な心がけ、駐車場の選び方、そして盗難防止アイテムの活用など、日頃からの意識と対策を忘れないようにしておきましょう。