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第一種と第二種って何が違うの?普通免許の種類と取得条件、履歴書の書き方

日常的に「運転免許」といえば第一種免許を指しますが、「第二種免許」という区分があるのはご存知でしょうか? 普段はあまり意識しませんが、第一種と第二種では何が違うのでしょうか?

 

今回は、普通免許の種類ごとの違いや取得条件、そして履歴書の正しい記載方法について解説します。

 

普通免許の種類と取得条件

まずは普通自動車免許における「第一種」と「第二種」の違いと、それぞれの取得条件を整理しましょう。

 

◇第一種と第二種の主な違い

第一種免許は主に私用や一般業務に用いることを前提とした免許であるのに対して、第二種免許はタクシー、介護・福祉輸送、小型バスなど、有償で旅客を運ぶために必要な免許です。

 

第二種免許は有償で運転するための免許なので、試験の条件や難易度が第一種よりも高めに設定されています。例えば、第二種では旅客対応の教習があったり、応急救護処置講習の時間が一種よりも長くなるなど、より高度な知識と技能が求められます。

 

◇ 第一種免許の範囲と年齢要件

普通自動車第一種免許(一般的に「普通免許」と呼ばれるもの)は、乗車定員10人以下の自動車を運転できる免許です。この免許を取得すると、原動機付自転車(50cc以下)や小型特殊自動車も運転可能になります。取得可能な年齢は18歳以上で、事前に他の免許取得や運転経験は必要ありません。

 

◇ 第二種免許が必要となる業務

第二種免許を取得するには、第一種免許取得後の運転経験が必要になり、基本的には満21歳以上かつ3年以上の経歴が条件となっています。(しかし2022年の制度改正により特別な教習を修了することで、19歳以上・経験1年以上でも受験可能となりました。)

 

参考)第二種免許等の受験資格の見直しについて(令和4年5月13日)|警察庁Webサイト

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/jyuken_tokurei.html

 

 

履歴書に正しく運転免許について書くコツ

運転免許を履歴書に記載する際のポイントを説明します。採用担当者に正しく伝えるため、正式な名称や記載方法を押さえておきましょう。

 

◇ 正式名称・取得年月の書き方

履歴書に運転免許を記載する場合は、正式名称と取得年月をセットで書きます。普通自動車免許の正式名称は「普通自動車第一種運転免許」で、第二種は「普通自動車第二種運転免許」です。取得した年と月を添えて、「○年○月 普通自動車第一種運転免許 取得」のように記載します。

 

◇ 限定条件(AT限定など)の記載

普通免許には「AT限定」など運転できる車種に制限が付く場合があります。履歴書にはその条件も含めて記載しましょう。AT限定なら「普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得」という表記になります。

 

◇ 更新予定や第二種取得予定の表現方法

取得予定の免許がある場合には「〇〇免許 取得予定(○年○月)」と記載することもできます。例えば二種免許を取得予定で教習中ならば、その旨を記載して意欲をアピールするのも良いでしょう。

 

 

まとめ

普通免許の第一種と第二種の違いは、一言でいえば「旅客を有償運送できるかどうか」です。免許区分の違いと正しい履歴書の書き方を理解して、就職の際などに自身の資格をしっかりと伝えましょう。