縁石に擦ったらどうする?対処方法や車の修理方法について
車を運転していると、予期せぬ瞬間に縁石に乗り上げたり擦ってしまうことが起こるかもしれません。そのような時には、どのような対処が必要なのでしょうか?
今回は縁石に接触してしまった時の対処方法と、その後の傷や故障の修理についてご説明します。
目次
車と縁石の接触後の最初の確認
縁石に車を擦ってしまった時は、まずは落ち着いて状況を確認しましょう。対処法次第で後に大きな違いが出ます。
接触後の、最初の対応手順をチェックしましょう。
◇車体の状態を詳細に確認
事故直後にはまず車体に生じた損傷をチェックします。どの部分が擦れたのか、傷は表面的なものか、それとも深刻なダメージがあるのかを確認します。ボディ、バンパー、ホイール、タイヤなど、様々な部分が損傷を受けている可能性があります。
◇縁石の状態を詳細に確認
続いて縁石自体に目に見える傷や損傷がないかをチェックして、その状態を正確に記録しておくことが大切です。
縁石に明確な損傷が生じている場合は物損事故として扱われ、道路交通法にもとづき警察へ報告する義務があります。警察に連絡する際は、事故の詳細(発生時刻、場所、車両の状態、縁石の損傷状況など)を正確に伝えましょう。もし縁石に損傷を与えていたにもかかわらず報告を怠ると、後になって問題が複雑化する可能性があるので注意が必要です。
縁石に擦って傷や故障が出たら
縁石に車を擦った際は、タイヤとブレーキの故障が起こりやすいです。以下のような症状が見られたら、ロードサービスや修理工場、ディーラーなどに修理を依頼しましょう。
◇パンクやホイールの変形
タイヤやホイールが縁石に強く当たって、パンクや変形が起こることがあります。縁石をこすった後は車をゆっくり走らせ、ハンドル操作に異常がないかをチェックしましょう。ホイールの変形は走行中の振動やハンドルの挙動に影響を与えます。
◇ブレーキオイルの漏れ
縁石への強い衝撃でブレーキシステムがダメージを受け、ブレーキオイルの漏れなどを引き起こすことがあります。ゆっくりブレーキをかけてみて、反応が悪くなっていないか、ブレーキペダルが普段よりも柔らかい感じがしないかをチェックしましょう。
まとめ
車を縁石に擦った際には、迅速かつ適切な対応が求められます。車と縁石の状態を確認し、必要に応じて警察への報告や修理の依頼を行います。特に問題がなさそうでも、ぶつけてしまった後はすぐに走り出さず、まずゆっくり走行してタイヤやブレーキ周辺のパーツなどにダメージがないかを入念にチェックしましょう。