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視界不良・路面冠水に備えよう!台風・大雨の時の5つの安全運転のポイント

秋口になると、台風や集中豪雨に見舞われる事が多くなります。フロントガラスに打ちつける雨粒や窓のくもり、他車の水しぶきなどで視界が奪われるなど、運転環境が一変します。さらには、道路の冠水といった危険にも十分に気を付けなければいけません。

 

今回は、豪雨の時に安全を守るために押さえておきたい5つのポイントを紹介します。

 

ポイント1:視界不良対策

豪雨時の一番の問題は「視界不良」です。フロントガラスがくもってきた時は、デフロスター機能を使うことで素早く除去できます。エアコンスイッチの中の「FRONT」と書かれたマークに、曲がった上向きの矢印が3つ描かれているボタンです。

 

また、昼夜問わずヘッドライトを点灯し、フォグランプ(霧灯)も積極的に使いましょう。フォグランプはヘッドライトより低い位置から路面を広く照らし、雨や霧でも視界確保に効果的なライトです。逆にハイビームは、雨粒で光が乱反射して眩しくなり過ぎるので使わないようにしましょう。

 

 

ポイント2:運転支援機能は状況に応じてOFFに

ACC(アダプティブクルーズ)や車線維持支援などの運転支援システムは、大雨では正常に作動しない場合があります。センサーが豪雨によって誤作動・検知不能となり、追従走行や車線維持の精度が低下する恐れがあるためです。激しい雨の時はこのような運転支援機能は一時的にOFFにし、自分の目と手で運転する方が安全です。

 

 

ポイント3:大型車の風圧や水はねに注意

豪雨時に大型トラックやバスの近くを走る際は、強風や水しぶきに十分注意しましょう。大型車の風圧や水しぶきによって、ハンドルを取られたり視界不良になる危険性があります。接近時は、スピードを落として安全な距離を保ちましょう。

 

 

ポイント4:アンダーパス・低地・河川沿いは走らない

冠水リスクの高い道路には近づかないことが大切です。特に、立体交差のアンダーパス、地下道、窪地の低い道路、川沿いの道などです。これらは短時間で水が溜まりやすく、冠水の危険が高い場所です。事前にルートを確認し、こうした場所を避けるように心がけましょう。

 

 

ポイント5:タイヤのメンテナンスをしっかり行う

台風や大雨が予想される時は、車のコンディションを事前にしっかりとチェックしておくことも大切です。特に、タイヤはしっかり確認しておきたいポイントです。タイヤの溝が減っていると路面の水をうまく排水できず、「ハイドロプレーニング(タイヤが水膜に乗ってスリップしやすくなる)現象」が起こりやすくなります。雨の日でもしっかりグリップが効くように、タイヤの溝の深さや空気圧をこまめに点検しましょう。

 

 

まとめ

大雨・台風時は運転自体を控えるのが理想ですが、突然の天候変化に見舞われるなど、やむを得ず運転しなければいけない場合は、今回ご紹介したポイントを押さえて安全運転を心がけましょう。無理をせず安全な場所に停車し、状況が良くなるのを待つことも大切です。