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車のウェザーストリップとは?交換やメンテナンス方法

 

ウェザーストリップという言葉はあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、いつも必ず目にしているパーツの一つです。これはドアや窓など、他のボディパーツと接触する部分に使われているゴム製の保護剤のことです。

 

今回はその役割や寿命、それから交換方法などについてご紹介していきます。

 

 

ウェザーストリップの役割

 

ドアや窓ガラス、トランクなどの縁に取り付けられているゴムは「ウェザーストリップ」と呼ばれるパーツです。安全な走行を陰で支える大切なパーツと言えるでしょう。その役割は主に3つです。

 

◇衝撃の吸収

ドアの開け閉めなど衝撃が大きくかかる場所にゴムを取り付けておくことで、傷などを防ぐ役割があります。

 

◇ホコリなどからの保護

ゴムによってしっかり接続箇所が密着されるため、外部のほこりや雨風の侵入を防ぎ、室内を清潔に保ちます。

 

◇防音

外部からの騒音を防ぐのも、ウェザーストリップの大切な役目です。しっかり密着させることでロードノイズを遮断します。

 

 

ウェザーストリップの寿命・交換方法

 

ウェザーストリップの寿命と、交換方法についてご紹介します。

 

◇寿命

ゴムは紫外線や雨風の影響を受けて経年劣化していきます。寿命は大体5年程度です。しかし駐車場所や走行環境によって、通常よりも劣化が早まってしまうことがあります。車にとって大切なパーツですので、不具合があれば交換が必要です。

 

◇交換方法

交換作業はそれほど難しくないものの、サイズや形状の合った商品を見つけることが少し大変です。ディーラーやカー用品店などに相談して、まずは純正品や、車種専用のものが売られていないかどうかをチェックしましょう。交換する箇所によっては、汎用品を切りながら設置していくこともできます。

 

交換品が準備ができたら、もともとのウェザーストリップを取り外します。基本的に手で引っ張れば外せますが、ゴムをちぎらないように根本から引っ張って取り外していくのがポイントです。ドアなどに装着しているものの中には、クリップやトルクス(6つの角が出た、星型のネジのこと)で留められているケースもあります。その場合はクリップ外しやトルクスレンチが必要になります。

 

慎重に取り外したら、新品を元通りに差し替えて作業完了です。少し難しく感じる場合や時間がない時は整備工場など専門家にお願いしましょう。

 

 

まとめ

今回はウェザーストリップについてご紹介しました。ドアや窓、それからトランクなどの接触箇所に取り付けられているゴム製のパーツのことであり、衝撃からの保護、防塵・防音に欠かせないパーツです。

 

パーツと工具が揃えられれば、交換はそれほど難しくありません。劣化が見られるようであれば、時間のある休日などにチャレンジしてみましょう。