車のサブスクリプションとリースはどう違うの?
法人、個人を問わず毎年利用者が増え続けている「カーリース」。その魅力は、毎月決まった金額を支払っていればほとんど購入したように車が利用ができるところです。
しかし最近は「車のサブスクリプション」というサービスも誕生していて、どちらがいいのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
車のサブスクリプションとカーリース、両者は一体どういった点で異なるのでしょうか?
目次
サブスクリプションとリースはほとんどちがいはない
まずはサブスクリプションとカーリースのそれぞれの特徴を見ていきましょう。
◇サブスクリプションとは
毎月一定額の料金を支払って、サービスを利用する権利を買うことをサブスクリプション(英語で「予約購読」の意味)と言います。最近人気なのは音楽のサブスクリプション。毎月決まった金額を支払えば、何万曲を自由に聞きたい時に聞けるサービスです。その他、電子書籍の読み放題やトレーニングジムの使い放題などもあります。
◇リースとは
リースとは契約期間中に毎月一定額を支払って、その商品やサービスを借りるサービスです。賃貸マンションなども契約期間、毎月お金を支払って利用するわけですからリースと言えます。最近はコピー複合機のリースや、パソコンのリースサービスなども登場しています。
◇両者に大きな違いはない
サブスクリプションは「もの」より「権利」を得られるサービスに使う傾向があることや、「使い放題」という意味が強く明確に「貸出」という表現をしない傾向はあるものの、事実上リースと違いはありません。「使い放題」といっても走行距離やカスタマイズができないなど若干の制限はありますが、その点もサブスクリプションもリースも同じです。
つまりカーリースと車のサブスクリプションは呼び方が違うだけで基本的に同じサービス、と考えて問題ありません。
カーリースの特徴
続いて購入・カーローンと比較して、カーリースや車のサブスクリプションの特徴を理解しておきましょう。
◇頭金が必要ない
カーリースであれば最初にまとまったお金が必要ありません。契約後にすぐに利用を始めることができます。ローン購入の場合であると最初にまとまった額の準備が必要になることが多いですが、リースは初期費用がかからない手軽さが特徴です。
◇利用料金が毎月変化しない
カーリースは毎月一定の出費を支払っていればよい手軽さもメリット。さらにメンテナンス料金や税金・車検代も月々の支払いに含まれている「メンテナンス・リース」と呼ばれるプランもあります。こちらなら車の維持費がほとんど変化しなくなるため、将来のお金の計画を立てやすくなります。
まとめ
サブスクリプションとリースは基本的に違いはありません。どちらも月々一定額を支払っていれば、走行距離やカスタマイズについて少し制限はあるものの、基本的に車を使い放題です。
音楽配信サービスや電子書籍読み放題などのサービスを利用したことがある人ならば、毎月の出費の変化を気にしなくてよいは嬉しいポイントではないでしょうか? 車があれば、移動や旅行に大活躍してくれることは間違いなし。ぜひこの便利なサービスを活用して快適なカーライフをはじめましょう。