車のタイヤの正しい洗い方は?
「おしゃれは足元から」という言葉もありますが、それは車も同じです。しかも車のタイヤは地面と接していて一番汚れやすいパーツ。人間でも足元の革靴がピカピカに磨かれていると凛々しく見えるのと同じで、タイヤがきれいだと全体の見た目が引き締まることは間違いありません。
今回は車のタイヤをどのように洗えば良いのかについてご説明してきます。
目次
タイヤの汚れの特徴
タイヤは車の中で一番汚れが付着しやすい場所です。ボディよりもはるかに汚れます。そうした汚れをつけたまま走っていれば、タイヤの寿命にも悪い影響を与えてしまいますし、パンクやバーストの危険性なども増えますので、しっかりとメンテナンスしておきましょう。
・砂や泥
・オイル
・ブレーキダスト
などがタイヤ汚れの特徴です。
砂や泥は簡単に落ちますが、オイルやブレーキダストは落ちにくく、タイヤの寿命にも影響を与える要素。またゴムの変質やサビ発生の原因ともなりますので、しっかり落としたい汚れです。
タイヤ洗い方簡単4ステップ
タイヤの汚れは基本的にぬるま湯で落とすのが基本。
まずたわし、バケツ、ゴム手袋、汚れてもいいタオルを用意します。
◇ステップ1——たわしでブラッシング
たわしをぬるま湯に浸して、全体をざっと擦っていきます。普通のたわしならゴムを傷めてしまうことはありませんので、しっかり力を入れて磨いていきましょう。サイドに入ったラインやタイヤメーカーのロゴなどもその輪郭をなぞりながら土を落としていきます。タイヤの奥(内側)が磨きにくい時は、ハンドルを切ってタイヤを横に向けると洗いやすくなりますよ。
さらにタイヤの溝に入ってしまっている小石などもドライバーなどを使ってしっかり取り除いておきましょう。
◇ステップ2——洗いと拭き上げ
ブラッシングで汚れを浮かせた状態になったので、続いて水をかけて汚れを流し落としていきます。泥や砂であれば、水でかなり流れ落ちるのがわかるはず。あとはタオルでしっかりと水分を拭き取っていくだけでほぼ完了です。
◇ステップ3——タイヤワックスでツヤを出す
さらにタイヤワックスをかけるとツヤが出て、まるで新品のような仕上がりになります。あくまでタイヤ専用であるため、ホイールにはかからないように注意しながら全体にムラなくスプレーし、それをタオルで取り除きます。
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◇ステップ4——ホイールハウスもしっかりと
タイヤがおさまっているボディ側の「ホイールハウス」もしっかり綺麗にしておけば完璧。水をかけて汚れを洗い落としましょう。ホイールハウス本来の輝きが出て見た目の印象も引き締まって、さらに効果は高くなります。
まとめ
今回は車の見た目全体の印象を変える、タイヤの洗い方をご紹介してまいりました。掃除をしながらタイヤに亀裂などが入っていないかなどといったことも点検しておけばばっちり。パンクはとても多いトラブルですので、メンテナンスの意味でも定期的にタイヤ洗浄を行いましょう。