車のブレーキランプが切れた!チェック方法と対処法について
車のブレーキランプとテールランプは、後続車に車の存在や減速していることを示す、安全な走行に欠かせないパーツです。しかし消耗品ですので、使っているうちに電球が切れてしまうこともあります。
今回は電球が切れているとどういった罰則を受けてしまうのかといったことや、対処方法、交換方法などについてご紹介いたします。
目次
車の背後の2種類のライト
まずはの基本的なことについてご説明いたします。
◇車後方のライトは2種類
テールライト(尾灯)とはヘッドライトをつけた時に常時点灯するライトです。ブレーキライト(制動灯)はブレーキペダルを踏んだ時に点灯する赤色のライトのことです。どちらも夜間や悪天候の運転時に車の存在を伝える、安全のために欠かせないパーツと言えるでしょう。
◇電球切れの反則金は?
どちらのライトも切れていると違反となり、罰則が課せられます。テールランプは1点減点、普通乗用車で反則金7,000円です。ブレーキは、普通車で違反点数2点、罰金9,000円が科せられます。問題があればすぐに交換をすることが大切です。
◇電球が切れているかどうかの確認方法
車の後ろ側にあるので、一人では電球切れのチェックが難しく感じるかもしれません。エンジンを切ってブレーキ棒を使ってペダルを踏んだ状態にしてチェックする方法もありますが、手軽なチェック方法としてコンビニなどの店舗の窓ガラスにバック駐車をした時に、反射を利用して確認する方法がよいでしょう。
対処法
電球が切れている時には交換が必要です。
しかし最近はLED電球を使っている車が多くなっており、電球切れをしていても交換ができないタイプも多くなってきています。
あるいは電球自体に問題があるのではなく、周辺の電子部品や回路に問題がある可能性もあります。パーツすべてを交換するケースもありますので、まずはディーラーや整備工場などに相談してみるのがおすすめです。
電球だけを交換すればよいケースであれば、以下のような手順となります。
◇電球を購入
カー用品店に行けば、車の電球が並んでいるコーナーがあり、そちらで購入できます。車種によって電球の種類が変わってきますので、店員の人に確認するのがおすすめです。型番がわかるのであれば、ネット通販などからでも購入できます。
◇取り付け部分を開ける
必ずエンジンを止めて車が冷えている状態で作業を行いましょう。取付け部分はトランクの内側から開けられるようになっているのが一般的です。ネジで固定されているタイプやはめ込み式のものもあります。パーツの爪などを折ってしまわないように気をつけながら開けましょう。
◇電球を設置
取付け部分が開けられれば後は交換するだけです。電球が交換できたらライトが点灯するかをチェックしておきましょう。
まとめ
今回は安全運転ために大切なテールライト、ブレーキライトについてご紹介いたしました。
もし電球が切れていると違反となり罰則を受けてしまいます。LED電球を使用している車では交換が難しい場合もありますので、まずはディーラーや整備工場などに相談してみましょう。