車の修理はどこへ行けばいいの?その種類とメリットについて
車に乗っていればパーツが消耗してきたり、傷がついてしまったり、故障することはどうしても避けられないことです。でも愛車に不具合が起きた時、一体どこに持って行けば修理してもらえるのでしょうか?
依頼先は主にディーラー、カー用品店、整備工場の3つ。今回はそれぞれのメリットやデメリットについてご説明してまいります。
目次
まず確認すべきなのは「メーカー保証期間内か」
車に不具合があった時には、どこかへ依頼する前に、まずはメーカー保証の対象になるかどうかをチェックしましょう。「メーカー保証」とは、新車購入時から一定の期間内や走行距離以内ならば部品にトラブルが起きた時に無料で修理が受けられるサービスのことです。パーツによって、期間は3年間のものや5年間のものなどがあります。メーカー保証期間内であれば車のメーカーに問い合わせてみましょう。
もし保証対象外だった場合は、ディーラーやカー用品店それから整備工場に依頼することになります。
ディーラーのメリットは?
ディーラーとは、特定のメーカーの車を直接販売するための特約店契約を結んでいる販売業者のことです。自動車メーカーの新車や中古車の販売をメインとしていますが、定期点検や車検、それから故障時の修理対応も受け付けています。
最近はコンピューターを利用して不具合を診断できる技術も発達していますので、メーカーから直接販売契約を結んでいるディーラーならば、そのような自動車メーカーの最新の機能で車の状況を的確に診断することができます。また車種それぞれの特徴にも詳しかったり、同じ車種の同じ箇所の修理をしている経験が豊富だったりするので、安全で確実な修理をお願いできるのがメリットです。
カー用品店のメリットは?
街中でよく見かけるカー用品店も、簡単な修理であれば受け付けています。整備士のスタッフも多いため、あまり待つこともなくスピーディーな修理対応をしてもらえる手軽さがメリットです。しかしカー用品店の場合あまり難しい作業はできないことや、修理できる車種が限定されているケースが多いことに注意しましょう。
整備工場のメリットは?
車の整備工場も修理を受け付けています。地域密着型の工場の行きつけになれば、親身になって相談を受けてもらうことができたり、詳しい説明をしてもらいながら車についての知識を身に付けられることもあります。とはいえ整備工場は宣伝などもほとんどなく、情報があまりないことも多いので、自分にぴったり合ったショップを見つけるのがなかなか難しいことに注意しましょう。
まとめ
今回は愛車の修理をお願いできる、ディーラー、カー用品店、整備工場のそれぞれのメリットや注意点について見てきました。もちろんそれぞれのショップによって細かな違いがたくさんありますが、一言で言えば、確実さではディーラー、手軽さではカー用品店、その中間が整備工場と言えるかもしれません。急なトラブルでもサッと依頼できるように、普段からよくチェックして、いざという時にすぐに問い合わせができるように準備しておくのがおすすめです。