車の維持費はどれくらいになるの?節約のポイントとは
カーライフを始める時に多くの人が心配になるのは、車の維持費がどれくらいなのかという点なのではないでしょうか? 「車は維持費が高い」という意見はよく聞きますので、車をはじめて持つ人は不安になることが多いのです。
大切なのは基本的な維持費の内訳を把握しておくこと。そのうえで節約のポイントを理解していくことです。
目次
主な車の維持費の内訳
車の維持費は主に税金や保険料など義務としてかかるお金と、それから走行費用やメンテナンス費用などに分かれます。
◇税金
税金は毎年5月頃に支払う「自動車税」(軽自動車の場合は「軽自動車税」)と、車検時に支払う「自動車重量税」があります。車の排気量で金額が大きく変わる項目です。
たとえば自動車税は軽自動車ならば年間10,000円程度ですが、1000~1500cc程度のコンパクトカーでは30,000円、2000~2500ccであると45,000円程度がかかります。
自動車重量税は軽自動車であれば年間3,300円、コンパクトカーは12,300円、ミニバンなど大型の車になると20,000円程度かかります。
※ただし金額はあくまで目安です。その他にエコカー減税や、年数経過による重課税なども関わってきます。正確な税額については埼玉の自動車税事務所や国土交通省でチェックしましょう。
自動車税事務所 – 埼玉県
https://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/b0216/index.html
自動車:自動車重量税額について – 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000076.html
◇保険料
自賠責保険は法律で加入が義務付けられています。その料金は車種によって大きく変わることはなく、大体年間13,000円前後と言えるでしょう。
任意保険は商品や加入条件によって金額が異なりますが、年間10万円弱が相場です。
◇走行費用
月々の駐車場代や、ガソリン代は車の使い方によって変わってくる出費なので、一概にいくらとは言えません。逆に言えばこの出費が大きいのであれば節約もそれほど難しくありません。
◇メンテナンス費用
車を利用していればパーツが劣化してきますので、その交換や修理代がかかります。車検は依頼する業者によって異なってきますが、年間で30,000円前後かかると押さえておきましょう。
維持費節約の3つのポイント
一般的な車であれば、年間の車の維持費は40万円前後となります。
税金を安くするためには車の種類を変更するのがポイントです。メンテナンス費用や走行費用を抑えるには、日頃の車の使い方を考えていくことがポイントとなります。
◇ボディタイプや車の種類を検討する
軽やコンパクトカーにすると税金が安いため、維持費節約につながります。燃費性能のよい車もたくさんありますので、ライフスタイルと照らし合わせて問題がないのであれば、税金の安い車にすることも考えましょう。
◇普段の車の使い方を再検討
歩いて行けるところならば車の利用を減らしたりエコドライブを心がけることで、ガソリン代を節約できます。さらにタイヤのすり減りなども抑えることができるようになり、全体的に維持費の節約につながるのです。
◇給油は極力セルフガソリンスタンドで
セルフのガソリンスタンドの方がガソリン代を安く抑えられます。
まとめ
今回は車の維持費はどれくらいかかるのかということについてご説明してまいりました。問題ないのであれば税金の安い、小さめの車にすると維持費の節約につながります。
また、車の出費の変動が気になるならばカーリースという選択肢もおすすめです。こちらはサブスクリプションのように、毎月決まった金額で車を利用することができます。メンテナンスや車検代も含まれているプランもあり、1年の出費がはっきりしますのでお金の計画が立てやすくなります。