運転操作をチェック!ハンドルの持ち方や操作方法は
毎日の安全運転のためには、正しい運転方法を身につけることが大切です。
教習所で習ったことも時が経つにつれて忘れてしまったり、いつの間にか勘違いして覚えてしまっていることがあるかもしれません。
時々は運転の基本についてしっかりチェックしていきましょう。
そして運転の一番の基本ともいえるのが、ハンドルの持ち方です。これは時代によって変わってきている面もあるため、正しい方法がわからなくなってしまっている人も多いのではないでしょうか。
今回はこのことについてあらためて確認し、ドライブをもっと安全で楽しいものにしていきましょう。
目次
「9時15分」の位置が基本
以前は10時10分の位置を握ると言われていましたが、最近は9時15分が一般的です。どのメーカーの車も基本的に9時15分を持つようにハンドルがデザインされています。
またこの位置に持つとハンドルを両手で持ったまま大きく切ることも簡単ですし、とっさのハンドル操作もしやすいメリットがあります。
手の形や力の加えるポイントは?
手の位置だけではなくて、力の加え方など細かなコツも見ていきましょう。
◇親指はハンドルの内側に
親指をハンドルの内側に軽く添え、他の指でハンドルを軽く握るように持ちます。腕や肩に力が入らないように気を付けましょう。
◇ハンドルを少し押すように持つ
手のひらで少しだけハンドルを前に押すように持つと、それによって体がシートに押し付けられ、体が安定します。もちろん力の入れ過ぎはNGです。
とっさの状況判断ができるように基本的にはリラックスして握りましょう。
◇曲がる時は下から上に押すように回す
右に曲がる時は右手ではなく、上に上げる左手に力を入れるように意識するとスムーズに回せます。同様に左に曲がる時は、左手ではなく右手を意識します。
急いで回さずに、ゆっくり回しはじめて回す量を少しずつ増やしていきましょう。
◇持ち替え方はクロスハンドルがおすすめ
90度くらい回すならば、両手で持ったまま回せば問題ありません。それ以上回す必要がある時はクロスしてハンドルを持ち直します。下側に来た手をクロスさせて反対側を持ち、回していきましょう。
ハンドルを戻す時は滑らすのではなくて、しっかりと手で握りながら元に戻した方が確実な操作ができます。
まとめ
今回は運転操作の基本であるハンドルの持ち方をご紹介いたしました。
正しい位置は9時15分。
少し手のひらで前に押すように持つことで姿勢が安定し、運転しやすくなることも押さえておきましょう。