雨の日の安全運転に必須!ワイパーラバーを簡単に交換する方法
雨の日の視界確保で大切な役割を果たすワイパー。しかしラバー部分が劣化すると、拭きムラが発生して十分に雨を拭き取れなくなり、安全運転に支障をきたしてしまいます。以下でワイパーの性能を維持するためのラバーの交換方法と、メンテナンスについてチェックしていきましょう。
目次
ワイパーラバーの交換の手順
ワイパーラバーの寿命は、一般的に半年から1年と言われています。拭き残しやひび割れを見つけたら、車の取扱説明書を参考にして、以下の手順で交換をしていきましょう。
◇ワイパーを選ぶ
まずは交換するワイパーラバーを用意します。ワイパーにはさまざまな種類があり、車種によってサイズや形状が異なるため、適合するものを選ぶことが大切です。車の取扱説明書やカー用品店の適合表をしっかり確認し、正しいワイパーラバーを購入しましょう。
◇ワイパーブレードを取り外す
ワイパーは、ボディと接続されている「アーム」、ラバーを取り付ける「ブレード」、そして「ラバー」の3つのパーツで主に構成されています。まずアームからブレードを取り外して、それからラバーを交換していきます。
最初にワイパーアームを持ち上げます。アームからブレードを取り外す方法は車種によって異なりますが、クリップやノブを押すと、アームから取り外せるようになっていることが多いです。
◇古いワイパーラバーを外す
ブレードが取り外せたら、古いワイパーラバーを取り外します。ワイパーラバーの多くは、ツメなどストッパーで固定されている箇所を外して、ラバーを引き抜けるようになっています。
◇新しいワイパーラバーを装着
古いワイパーラバーを取り外したら、新しいものをブレードに装着しましょう。ラバーにはガイドレールがついているので、正しい方向にスライドさせながらと差し込みます。ストッパー部分にしっかり固定されていることを確認し、その後ブレードをアームに取り付けて作業完了です。
交換後のメンテナンスと長持ちさせるコツ
以下のポイントを意識しながら、日頃からワイパーラバーをケアしておきましょう。
◇ワイパーを傷めない洗車方法
ワイパーのゴム部分には砂やホコリが付着しやすいため、洗車時には柔らかい布やスポンジを使って優しく拭き取るようにします。またフロントガラスもこまめにきれいにしておくことで、ラバーにかかる負担を減らし、長持ちさせることができるでしょう。
◇駐車時にワイパーラバーの劣化を防ぐ
ゴムは紫外線や高温の影響を受けやすく、長時間直射日光にさらされることで劣化が早まります。特に夏場はダッシュボードやフロントガラスが高温になるため、ワイパーがダメージを受けやすいことに注意しましょう。対策として夏場の駐車時にはサンシェードなどを活用して、ワイパーを直射日光から守ることが効果的です。
まとめ
ワイパーラバーの交換は正しい手順を押さえれば誰でも簡単に行えます。適切なワイパーを選び、正しい方法で交換することで、雨の日でも安心して運転ができる環境を整えていきましょう。