雨の日の視界をしっかり確保!正しいワイパーの操作方法とは?
雨の日は道路が滑りやすくなるだけでなく、前方の視界も悪化します。安全運転のためにはワイパーの適切なコントロールが大切です。今回は初心者の方のために、正しいワイパーの操作方法と注意点をご説明します。
目次
ワイパーの基本操作
基本操作は以下となります。もちろん細かな部分は車種によって異なりますので、一度取扱説明書などでチェックしておきましょう。
◇ワイパーの基本操作
日本車の場合であればハンドルの左側にワイパーのコントロールレバーが設置されていることが多いです。通常「OFF」の位置にレバーがあり、そのレバーを上下させることによってワイパーを動かします。
「MIST」: レバーを押し上げている間だけ、高速でワイパーが作動するモードです。
「OFF」:ワイパーを動かさない時はこの位置にしておきます。
「INT」:数秒おきにワイパーが作動するモードです。レバー中央にリングがあり、それを回すことでワイパーの動く速度を調節できるようになっています。
「LO」:ワイパーがゆっくり動くモードです。
「HI」:ワイパーが高速で動くモードです。
最近は「INT」の代わりに、フロントガラスの雨滴センサーで雨の量を感知してワイパーの速さを自動で調節する「AUTO」になっている車種もあります。その場合もレバー中央にあるリングでセンサー感度を変えて、ワイパーの速度を調節します。
◇ウォッシャースイッチ
多くの車でウォッシャーはレバーを手前に引くことで作動できるようになっています。手前に引き続けるとワイパーも同時に作動するようになっています。
◇リアワイパー
リアワイパーの操作は、一般的にレバー先端を回してモードを切り替える形となっています。「OFF」「INT」「ON」、それからウォッシャーにモードを切り替えられるようになっています。
ワイパー使用時の注意点
ワイパーを使う際の注意点についてもチェックしておきましょう。
◇凍結している時は無理に作動させない
ワイパーがガラスに張り付いている状態で無理に動かすと、故障の原因となります。フロントガラスのくもりを解消する「デフロスター」をまず作動させて、フロントガラスを温めてから使用しましょう。
◇乾いている時は使わない
フロントガラスが濡れていない状態で使用すると、傷などの原因となります。
◇ウォッシャー液のチェックも忘れずに
ウォッシャー液のタンクはエンジンルームにあります。月1回は液量をチェックして少なくなっていれば補充しましょう。ウォッシャー液はカー用品店などで購入できます。
まとめ
ワイパーを正しく操作することは雨の運転の時にとても大切です。取扱説明書などもチェックして、ワイパーの操作方法と注意点を理解しておきましょう。